2012年(平成24年)平和宣言

ページ番号1040397  更新日 2026年9月15日

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平和宣言

 私たちは、先の大戦において、多くの尊い命や、かけがえのない文化遺産を失ったことを、片時も忘れたことはありません。
 その後の時代を生きる私たちは、沖縄戦とその痛ましい犠牲を教訓として肝に銘じ、平和を求め、県民が豊かに暮らすことのできる沖縄づくりに、真剣に取り組んできたのです。

 しかしながら、沖縄には依然として広大な米軍基地が集中しており、県民は、過重な負担を背負い続けています。
 私たちは日米両政府に対し、過重な基地負担の軽減と、一日も早い普天間飛行場の県外移設、そして、日米地位協定の抜本的な見直しを強く求めます。

 昨年3月に発生した東日本大震災により、被災地の皆様は、今もなお、多くの課題に直面されております。
 沖縄県としましても、被災地の一日も早い復興に向け、可能な限りの支援を続けてまいります。

 沖縄は今年、日本への復帰40周年の大きな節目を迎えました。
 この間、県民のたゆまぬ努力と、多くの方々のご尽力により、私たちの沖縄県は、目覚しい発展を遂げ、自らの郷土に対して、誇りと自信を持つことができるようになりました。
 私たちは、沖縄の将来ビジョンを描き、新生沖縄の創造に向け、県民一丸となって全力で取り組んでまいります。

 沖縄戦終焉の地である、ここ糸満市摩文仁の「平和の礎」には、戦争で亡くなられた24万人余の氏名が刻まれています。
 慰霊の日に当たり、私たちを見守ってくださる全ての戦没者の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げますとともに、悲惨な戦争の教訓を次の世代へ正しく伝え、恒久平和の実現を目指して、全力で邁進していくことを宣言します。

平成24年6月23日
沖縄県知事 仲井眞弘多

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