1981年(昭和56年)平和宣言
平和宣言
沖縄は、去る大戦で日米最後の決戦場となり言語に絶する惨禍を被った。
県民は、このし烈な戦争による体験を通してそのこわさと空しさを知り、また戦争は最も弱い立場にある住民に過酷な犠牲を強いることも知った。あれから36年の歳月は流れた。我々沖縄県民は今次大戦において大きな犠牲を払った歴史的事実にかんがみ、これを厳粛に受けとめ、戦争による惨禍が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者のみ霊を慰めるため、6月23日を慰霊の日と定めた。
しかし、我々の悲願とはうらはらに国際間の紛争は絶えず、今なお世界の平和がおびやかされている事実は誠に遺憾である。
我々は、人類の英知が、宇宙開発を着々と進めつつある今日、この力を結集し、戦争の放棄と平和社会建設のためにささげることを世界の人々に強く訴えるものである。
ここに、沖縄全戦没者追悼式を迎えるに当たり、戦没者のごめい福を心からお祈りするとともに、人類永遠の平和と繁栄確立のため、新たな決意をもって努力することを県民の名において内外に宣言する。
昭和56年6月23日
沖縄県知事 西銘順治
このページに関するお問い合わせ
沖縄県 知事公室 平和・地域外交推進課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟1階(東側)
電話:098-894-2226 ファクス:098-869-7018
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。