1980年(昭和55年)平和宣言

ページ番号1040439  更新日 2026年9月15日

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平和宣言

 我々の祖先は、平和で豊かな社会の建設を目指して努力を重ね、常に進取の気性をもって親しく諸国と交流し、独特の文化をつくりあげてきた。
 しかし、過ぐる大戦のし烈な戦火は、この平和な島々を覆いつくし、昼夜にわたる鉄の暴風は20万余の尊い生命を奪い、貴重な財産と文化遺産をことごとく破壊した。
 戦争は、人類にとって最大の悲劇である。あれから35年戦争の悲惨さを身をもって体験した我々沖縄県民は、世界の恒久平和を希求し、絶えず平和を叫び続けてきた。
 しかるに、我々の悲願とはうらはらに国際間の紛争は絶えず、今なお世界の平和がおびやかされている事実は誠に遺憾である。
 今こそ我々は平和主義に立脚して、全県民の英知と力を結集し、世界の恒久平和確立のため、総力をあげてまい進しなければならない。
 ここに沖縄全戦没者追悼式に当たり、戦没者のごめい福をお祈りするとともに、人類永遠の平和確立のため、さらに決意を新たにして力強くまい進することを宣言する。

昭和55年6月23日
沖縄県知事 西銘順治

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