沖縄県福祉サービス第三者評価事業評価結果 那覇市立那覇こども園

ページ番号1039219  更新日 2026年3月26日

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基本情報

1 事業所名:幼保連携型認定こども園 那覇市立那覇こども園
2 経営主体:那覇市
3 所在地:那覇市前島1-1-7

第三者評価結果の概要

総評

特に評価の高い点

1 子どもの権利擁護に対する取組がされている。

 子どもの権利擁護に対する取組は、権利擁護マニュアルが作成され、年2回「人権擁護セルフチェックシート」で振り返りを行っている。不適切な関わりの防止の研修を行い、園児との関わりについて職員会議などで不適切な関わりになっていないか確認している。一人ひとりの園児を受容し、園児の状態に応じた教育・保育を行っている。園児に対する不適切な養育の早期発見に取り組んでいる。

2 園児が主体的に活動できる環境を整備し、園児の生活と遊びを豊かにする教育・保育を展開している。

 教育及び保育の内容並びに子育て支援等に関する全体的な計画(教育課程を含む)は、認定こど も園の理念、教育・保育の方針や目標に基づき作成し、その全体的な計画をふまえた指導計画を作 成している。生活にふさわしい場として、園児が心地よく過ごすことのできる環境の整備し、一人ひとりの園児を受容し、園児が主体的に活動に取り組めるような教育・保育を行っている。園児が基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備や援助を行い、障害のある園児が安心して生活で きる環境を整備し、教育・保育の内容や方法に配慮している。園児の在園時間を考慮した環境も整備 され、小学校との連携、就学を見通した計画(接続)に基づいて、園児、保護者が就学に向けて見通せるような関わりをしている。

3 理念、基本方針が確立・周知され、事業計画の策定では中・長期的なビジョンと計画が明確にされ、中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。

 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進 めている。中・長期的なビジョンと計画が明確にされている。事業計画の策定と実施状況の把握や評 価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。事業計画を保護者等に周知するとともに、内容の理解を促すための取組を行っている。

4 福祉サービスの質の確保については、提供する福祉サービスの標準的な実施方法が確立して いる。

 教育実習生受入れマニュアルやボランティア受入れマニュアル、虐待発見時の対応マニュアル等多数のマニュアルが整備され、安全計画や各種指導計画・行事計画等の教育保育計画が作成されている。インターンシップオリエンテーションでは男女共通の「さん」敬称や「ふわふわ言葉」を使用することが明記されている。週案会議や職員会議で標準的な実施方法の周知・確認を行い、各種マ ニュアルや教育保育計画を各クラスに設置している。週案会議や毎月の職員会議、2月の教育課程編成会議で振り返りや課題等について確認している。水遊びの実施については、安全計画に基づき、週案会議で熱中症対策を検討し、園庭での実施を体育館の影の空間を活用し実施している。教育・保育について標準的な実施方法が文書化され教育・保育が提供され、標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成し、定期的に評価・見直しを行っている。記録の管理について規程が定められ、教育・保育の実施状況の記録が適切に行われ、管理も行われている。

 

改善を求められる点

1 事業経営をとりまく環境と経営状況の把握や、分析が望まれる。

 園長は、こども園園長連絡会や那覇小学校まちづくり協議会に参加し、那覇市子ども・子育て支援 事業計画(第3期)により令和2年度より地域の園児数は減少し、那覇こども園の入園児童数が維持されていることの把握や那覇小学校や地域の学童クラブと情報交換を行い、地域の祭事に参加し、民生委員や学校評議員から不審者の情報や、地域の社会資源や災害時の対応について共有するな ど情報を得ている。定期的に、那覇市の社会福祉事業全体について具体的に把握するとともに、施設の利用児の推移や利用率等の集計・分析が望まれる。

2 地域の福祉向上のための取り組みや地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が望ま れる。

 園長はまちづくり協議会に参加し、民生委員等からの情報により、地域に子育て支援のニーズがあることを把握し、子育て応援Dayや那覇市の「誰でも通園制度」、一時預かり等の情報を提供している。園長と教頭は小学校の会議や保こ小連絡協議会に定期的に参加しニーズ把握に努めている。園庭解放や子育て応援Dayに取り組んでいる。地域の子育て支援の取組について地域への積極的な情報発信、及び地域住民に対する相談事業などを通じた福祉ニーズ等を把握するための取組の実施が望まれる。地域の把握した福祉ニーズ等にもとづいて、法で定められた社会福祉事業にとどまらない地域貢献に関わる事業・活動(地域の子どもの育成・支援、子どもの貧困への支援等)を実施することが望まれる。

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

 専門的・客観的な視点で園経営等について丁寧に評価をしていただき心から感謝申し上げます。今回、初めて第三者評価を受審し、各種マニュアルの整備や教育及び保育内容の振り返り、業務の再確認と職員間の意識の統一を図る重要な機会となりました。その中で、継続して取り組みを充実させていく事項や、改善が望まれる事項についてのご指摘やアドバイスにより職員とともに多くの事を学ばせていただきました。結果を受け、ご助言いただいたことを踏まえ、園の理念に沿って、多くのこども達や保護者の皆様、そして職員を幸せにできる、より良い園を目指し、園経営等に取り組んで参りたいと思います。

評価結果の詳細

第三者評価機関

特定非営利活動法人 介護と福祉の調査機関おきなわ

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 生活福祉部 福祉政策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
電話:098-866-2164 ファクス:098-866-2569
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