RSウイルス感染症患者が増えています
現在、本県ではRSウイルス感染症患者が増加しています。RSウイルス感染症は乳幼児に多く認められ、咳、くしゃみによる飛沫感染、感染している人に触れることやウイルスに汚染された物品を触れた手で、口や鼻を触ることによる接触感染があります。主な症状は発熱、鼻水、咳、のどの痛みです。多くは軽症で済みますが、重症化すると喘鳴、咳込み、呼吸困難等の症状がおこり、細気管支炎、肺炎に進展しますので、注意が必要です。
また、RSウイルス感染症と同様、子どもに呼吸器症状を引き起こすヒトメタニューモウイルス感染症も増加傾向にあります。
感染予防策として「手洗い」、「マスクの着用(咳エチケット)」が重要となります。特に保育園や幼稚園などの乳幼児の集団生活施設では、注意が必要ですので、子どもたちが日常的に触れるおもちゃやドアノブなどを、アルコールや塩素系の消毒剤等でこまめに消毒しましょう。
関連リンク
- 沖縄県感染症情報センター
- 厚生労働省「RSウイルス感染症Q&A」(外部リンク)
- こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)(2023(令和5)年5月一部改訂)」(外部リンク)
- 日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会「学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説(2023年5月改訂版)」(外部リンク)
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