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更新日:2022年8月10日
国は、BA.5系統を中心として感染が拡大し、医療の負荷の増大が認められる場合に地域の実情に応じて、都道府県が「BA.5対策強化宣言」を行い、国はその自治体を「BA.5対策強化地域」と指定して、都道府県の取組を支援することを発表しました。
沖縄県では8月3日に過去最多となる6,180人の新規陽性者が確認されるなど、感染拡大の勢いは衰えていません。新規陽性者の増加とともに入院者数も増加し、医療機関のひっ迫が続いています。県全体における病床使用率は80%以上と引き続き高く、特に沖縄本島は90%を超えるなど、入院調整が非常に困難な状況となっています。
県では、医師会や重点医療機関、保健所などが連携してコロナ患者が発生した高齢者施設等を支援する取組を実施してきましたが、施設内で療養するコロナ患者は8月2日時点で1,801人、そのうち82人が酸素投与を受けており、全ての施設まで支援が行き届かない、非常に厳しい状況となっております。
県は、医療の厳しい状況を踏まえて沖縄県医療非常事態宣言を発出していることから、「BA.5対策強化宣言」は行わず、「BA.5対策強化地域」への指定のみを国に協議し、位置づけられたところです。
沖縄県は、8月4日の対策本部会議において、感染力が高まった変異株対策として「BA.5対策強化地域指定に伴う取組の拡充」を取りまとめ、感染防止対策に取り組んでまいります。
そのうえで、国の助言や支援を受けながら、さらなる医療ひっ迫の回避や検査体制の維持に努めてまいります。
県民・事業者・来訪者の皆様におかれましては、現在の感染状況と医療ひっ迫を踏まえ、上記の取組にご理解賜り、改めて感染対策にご協力をお願いします。
「BA.5対策強化地域」指定に伴う沖縄県対処方針について(令和4年8月11日~8月31日)
※ 日々の感染状況は、LINE公式アカウント RICCA(沖縄県新型コロナパーソナルサポート)(外部サイトへリンク)でも配信しております。
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