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更新日:2020年2月26日
平成30年中に南部保健所管内で新たに登録された結核患者数は49人で、前年よりも減少しています。
年齢別にみると、70歳以上の高齢者が半数以上を占めている一方、全国や沖縄県と比較すると若年者の患者が多い傾向にあります。
南部保健所管内の新規結核患者のうち、70歳以上の方が半数以上を占めています。
全国的にみても、70歳以上の方が約6割を占めており、結核がかつてまん延していた時代に結核菌に感染した方が、潜伏期間を経て、高齢化による免疫力の低下に伴い発病するケースが多くみられると言われています。
“感染と発病“については、こちらのページをご覧ください。
<参考資料>
新規結核患者は、全国的に減少傾向にありますが、近年の外国人労働者の増加に伴い、新規結核患者に占める外国生まれの患者の割合が全国的に増加しています。
沖縄県においても、患者数や割合が年々増加しており、今後も増加していく可能性があります。
結核は感染・発病した場合でも、きちんと治療すれば治る病気です。また、早期発見することにより家族や職場などの周りの人への感染を予防することもできます。
外国人を雇用される事業者においては、労働安全衛生法、労働安全衛生規則に基づき、雇い入れ時及び定期健康診断(1年以内ごとに1回、胸部エックス線検査)を実施してください。
<参考資料>
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