フレッシュ教員からのメッセージ(島尻)
採用されてまだ間もないですが、ガッツと子どもたちへの思いは誰にも負けないルーキーたちから教諭を目指す方々への熱いメッセージです。
島尻地区中学校で採用の中山教諭
豊見城市立豊見城中学校 中山 美裕
1 はじめに
私は、学生時代に素敵な先生方に出会えたおかげで、今の自分がいます。出会いを大切にしています。大学卒業後、学習支援員1年、臨時的任用教員4年、今年度は初任者(中学校保健体育)として計6年間、中学校で勤務してきました。良くも悪くも同じ日は無く、毎日が充実していたので、あっという間に年度が終わっている感じでした。
2 教職の魅力
「教員は感動を食べて生きている」と初任者研修の講義で言われたことが印象に残っています。本当にその通りだと実感しています。体を動かすことが苦手で体育の授業に消極的な生徒が、授業の工夫次第で楽しそうに授業に取り組む姿、できなかったことができるようになって喜ぶ姿、行事で何かをやり遂げようと団結していく学級、数えきれない程の生徒の成長や変化を身近に感じられる日々に教師としてのやりがいを感じます。教え子達が卒業後に連絡をくれたり、新聞などで頑張っていることを知ると、「教員って素敵な仕事だな」と改めて思います。
3 「報告・連絡・相談」
しかし、大変さを感じたこともあります。事務作業と対人関係です。事務作業は年々、やり方を覚え効率よくできるようになりますが、大変さはあります。また、生徒との関わり方や保護者対応は、うまく取り組めていない場合があり、苦戦することもありました。私が、やっていることは、「本当に生徒の為になっているのか」「このやり方で良いのか」等、悩むこともありましたが、先輩や同僚、時には友人に相談することで、視点を変えることが出来たり、対応策が浮かんだりしました。日頃からコミュニケーション、特に【報告・連絡・相談】を心がけることが重要だと感じる6年間でした。
4 部活動指導など
また、私は、部活動指導や陸上・駅伝に関わることも多くあり、私自身も視野を広げ成長する機会になりました。勉強が苦手な生徒が、ハードな練習を通して、粘り強さを身につけ勉強も頑張れるようになったときや、チームワークの大切さを実感した生徒が所属学級において率先して動いている姿を見ると、とても嬉しく部活動指導のやりがいを感じます。私が過ごした学生生活とは違う学校行事や部活動のあり方になっていますが、一つ一つの物事や出会いに、どのように向き合うかが、やりがいや達成感につながると思います。
5 おわりに
最後に、中学校で勤務して6年間の中でも多くの生徒と先生方に出会うことができ、充実した日々の中で、一層教師の仕事への魅力が増しました。これから先も、生徒や同僚にとって、出会えて良かったと思える教師に成長できるように、【人との出会いを大切】にして頑張りたいと思います。
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