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更新日:2022年3月16日
採用されてまだ間もないですが、ガッツと子どもたちへの思いは誰にも負けないルーキーたちから教諭を目指す方々への熱いメッセージです。
「先生の たまごに少し ひび入り」
これは、私が教育実習でお世話になったクラスの子が実習が終わる際に、私に向けてプレゼントしてくれた俳句です。素直で可愛い子ども達との出会いが、教員になりたいという気持ちを強くさせてくれました。教員のたまごだった私は、なんとか無事に採用試験に合格することができ、大学卒業後すぐに教員のひよことして、4月から教壇に立つことになりました。初めての学校現場での勤務、初めての学級担任、何もかもが初めてで、新年度準備の際、教室にある36人分の机を見て、私に学級担任が務まるのだろうかと不安でいっぱいになったことが、まるで昨日のことのように思えます。
いよいよ新学期が始まり、一日一日をやり過ごすだけで必死な日々でした。授業や学級経営だけでなく、実習生の頃には経験しなかった事務作業や保護者対応に追われ、一人一人に丁寧に関わることができず、もどかしい日々も続きました。2学期に入るころからは、少しずつ慣れてきて、見通しが立つようになり、心の余裕を持って子ども達と関わることができるようになってきました。そんな中、特別活動の研究授業で、学級会を行いました。積極的に意見を出し合い、活発に話し合い活動を行う子ども達に、校長先生や教頭先生、学年の先生方からたくさんのお褒めの言葉を頂きました。教員として未熟な私が子ども達を導いていけるのだろうかと不安もありましたが、子ども達はしっかりと様々なことを吸収して成長しており、とても誇らしく感じました。このような経験が教員としてのやりがい、魅力に繋がっているのではないかと思います。
今年度は、新型コロナウイルスの影響から、何度も休校が繰り返され、その際にオンライン授業を行いました。大学での経験から、スムーズにオンライン授業を行うことができ、自分自身の得意な分野も見つけることができました。授業改善や学級経営など、課題は多くありますが、周りの先生方をお手本に、今後も目の前の子どもたちのために一生懸命頑張っていきたいと思います。
教員という職業は、子どもの成長を近くで感じることができ、とてもやりがいのある職業です。大変なことも子ども達からの「先生ありがとう!」「先生、大好き!」という言葉で頑張ろうという気持ちになります。子ども達と共に学び、成長できる喜びを見つけてみませんか。
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