国際交流員の声(2026年9月)

ページ番号1041523  更新日 2026年9月30日

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日本・沖縄と、各国際交流員の出身国とのつながり

皆さん、はいたい!こんにちは!
お元気ですか?最近、台風の接近が多いですが、沖縄県民の皆様が健康に過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。
さて、今回のテーマは「日本・沖縄と、各国際交流員の出身国とのつながり」についてです。
現在、沖縄県庁には中国、ペルー、オーストラリア、韓国からの国際交流員が勤務しています。なぜこの国々の交流員が務めているのか、そこには深い理由があります。今回はその背景や繋がりについてご紹介いたします。

沖縄と福建、海を越えてつながる心と文化

沖縄で国際交流員として働き始めて4年目を迎えました。日々の暮らしの中で、沖縄とふるさと・中国福建省との深いつながりを実感しています。
豚肉を余すことなく味わう食文化や赤瓦の街並み、シーサー(福建の風獅爺)、シーミー(清明節)など、共通点は多くあります。特に印象深いのは「旧盆」です。ウンケー(迎え)で先祖を迎え、ウークイ(送り)でお送りする沖縄の風習は、農暦(旧暦)の七月十五日・中元節に先祖を供養する中国の文化とそっくりで、温かい親近感を覚えました。
琉球王国時代から約600年続く交流の歴史を背景に、1997年の沖縄県と福建省の友好提携をはじめ、那覇市と福州市、浦添市と泉州市、宜野湾市とアモイ市などが姉妹・友好都市関係を結び、先人たちの築いた絆は今も人々の心に受け継がれています。
「いちゃりばチョーデー(一度会えば皆兄弟)」の心に通じるこの温かい交流の歴史は、私にとっても大きな励みです。海を隔てた“近所同士”である沖縄と福建の懸け橋として、これからも食や文化の魅力を発信し、双方の絆をさらに深めていきたいです。

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【画像】国際交流員

ペルーと日本・沖縄のつながり

ペルーと日本、そして沖縄には、時代を超えた歴史的に深い繋がりがあります。
その歩みは1899年、最初の移民船が790人の日本人を乗せて横浜港を出港したことから始まりました。
それから127年が経過した現在、ペルーは世界で3番目に大きな日系人社会を築いています。そして驚くべきことに、ペルー日系人の約70%が、沖縄にルーツを持つ「ウチナーンチュ」なのです!
さらに2026年は、沖縄からペルーへの移住が始まってから、120周年という記念すべき特別な節目を迎えます。ペルーに渡った先輩方が幾多の苦難を乗り越え、築き上げてくださった沖縄の魂や誇りは、今も現地の日系人の心に大切に受け継がれており、様々な活動を通じてそのアイデンティティが守られています。
この貴重な節目を祝い、絆をさらに深めるため、来月10月には現地で盛大な記念式典や、未来を担う若者たちの交流事業などが開催される予定です。
沖縄県はペルーなど南米との交流に力を入れています。沖縄にルーツを持つ子孫との交流を通じて、「ちむぐくる」の心が今も未来へと繋がっています。この大切な絆が、これからもずっと続き、さらに強くなっていくことを願っています。

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【画像】ペルー沖縄県人会作成:ペルー沖縄移民120周年記念イベント公式画像

オーストラリアと日本のつながり

オーストラリアと日本は、アジア太平洋地域においてとても仲が良く、互いに信頼し合っているパートナーです。両国は長年にわたり、文化や教育、人と人の交流など、幅広い分野で強い協力関係を築いてきました。
日豪関係の大きな特徴は、人と人との交流です。オーストラリアでは、日本語学習が人気で、多くの人が小学校から学び始めています。また、ワーキングホリデーや留学で、毎年多くの若者がお互いの国を訪問しています。私も、JETプログラムを通じ、沖縄の国際交流員になったことをきっかけに、日本や沖縄の文化を深く学ぶことができました。(※ちなみに、沖縄県の英語圏の国際交流員、初代の方はオーストラリア出身だったんですよ!)
また、沖縄とオーストラリアには自然を通じた繋がりがあります。両地域ともサンゴ礁を有しており、海の環境保護やサンゴ再生の研究・交流が行われています。サステナブル・ツーリズムを目指す仲間として、知識を共有し合っています。
2026年は日豪友好協力基本条約の締結から50周年を迎える節目の年です。これからも、両国の素晴らしい関係が続いていくことを願っております。

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【画像】国際交流員

沖縄と韓国・済州(チェジュ)のつながり

沖縄県と韓国・済州特別自治道は、美しい海と豊かな自然に恵まれた島しょ地域であり、古くから海を通じた交流が行われてきました。かつて沖縄に琉球王国、済州に耽羅(タムラ)国が存在し、交易によって周辺地域とつながっていた歴史を持つことも、両地域の共通点の一つです。
こうした歴史的・地理的な共通点を背景に、両地域はこれまで文化、観光、青少年交流など、さまざまな分野で交流を重ねてきました。2024年11月には、沖縄県と済州特別自治道が友好協力都市協定を締結し、両地域のさらなる交流と相互理解の促進を確認しました。
歴史・平和の分野でも交流が行われています。沖縄では済州4.3をテーマとした展示「椿の花として咲く、済州4.3」が、済州では沖縄の歴史を紹介する「HEART OF OKINAWA」が開催されました。互いの歴史を学び、平和への思いを共有することは、両地域の相互理解を深める大切な機会となっています。
両地域の交流を通して、互いの文化や歴史を知ることは、単に相手を理解するだけでなく、自分たちの地域について改めて考えるきっかけにもなると感じました。これからも両地域のつながりがさらに深まることを願っています。

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【画像】展示ポスター

終わりに

皆様は、日本・沖縄とこれら4カ国の間に、このような歴史やつながりがあることをご存じでしたでしょうか?
これからも私たち国際交流員は、それぞれの出身国と日本・沖縄の架け橋となれるよう、日々励んでまいりたいと思います。
それでは、次回の投稿をお楽しみに!

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 文化観光スポーツ部 交流推進課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟5階(南側)
電話:098-866-2479 ファクス:098-866-2960
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