国際交流員の声(2026年4月)
G’day mate! How’s it going?(グッダイ、マイト! ハウズ イット ゴーイン?)
皆さん、初めまして。オーストラリアから参りましたウートンと申します。
自己紹介が遅くなりましたが、2024年の8月よりオーストラリア国際交流員(CIR)として、沖縄県文化観光スポーツ部交流推進課に着任いたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。
私について
改めまして、オーストラリアのクイーンズランド州から来ましたウートンです。
「ウートン」という響きは、一般的な英語圏の名前としては珍しいですよね。実は、私は中国南部の北海(ベイ・ハーイ)市で生まれ、10歳まで中国で過ごしました。「ウートン」は中国語で「吴桐」と書きます。
私の名前は、中国語で梧桐(アオギリ)という木と同じ発音です。この「梧桐」という木には、中国の古い言い伝えがあります。それは、「鳳凰非梧桐不栖(鳳凰は梧桐の木にあらざれば棲まず)」、つまり「気高い鳳凰はアオギリの木にしか止まらない」という一節です。この詩的で美しい響きを大切にしたいと考え、あえて英語名は付けずにこの名前を使い続けています。
写真:[国際交流員]
私のアイデンティティについて
オーストラリアへ移住した当初は、言語や文化の壁に直面し、環境に馴染むまで大変でした。しかし、周りの人の支えのおかげで、少しずつ新しい生活に慣れることができました。この経験を通じて、自分の適応力と異文化理解力を高めることができたと感じています。
大学時代、自分の「出身地」を説明する時には、常に複雑な思いを抱いていました。中国生まれであることから「純粋なオーストラリア人」と言い切る自信がなく、かといってオーストラリアで育った自分は「純粋な中国人」とも言いづらかったからです。しかし、今ではその「二つのアイデンティティを持つ存在」こそが自分の強みであると確信しています。
中国系オーストラリア人としてのアイデンティティを受け入れたことで、文化の懸け橋になれるように頑張りたいと思います。沖縄という多様性に満ちた場所で、皆さんと交流できることを心より楽しみにしております!
Fun Fact!:2021年のオーストラリア国勢調査によると、アジア系オーストラリア人の割合は全人口の約17.4%です。
クイーンズランド州:「サンシャイン・ステート(太陽の州)」
オーストラリアに移住し、クイーンズランド州のギンピー(Gympie)という小さな町で過ごしました。
ギンピーは州の南東部にある町で、かつては金鉱の町として栄えた歴史を持っています。現在は周辺の観光地へ向かう際の中継地点としても知られています。町自体に有名な観光スポットはありませんが、少し足を伸ばせば、美しい「ヌーサ」のビーチや「ヤンディナ」の生姜工場、活気溢れる「ユーマンディ」の市場、そして「ハービーベイ」のホエールウォッチングなど、魅力的なアクティビティをたっぷり楽しむことができます。
州全体としても、その温暖な気候から「サンシャイン・ステート(太陽の州)」と呼ばれており、盛んな農業と豊かな自然が魅力です。世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」や、サーファーの楽園「ゴールドコースト」、熱帯雨林が広がる「ケアンズ」なども有名です。
Fun Fact!:オーストラリアの面積の約60%~70%は砂漠や乾燥地帯で、多くの人は海岸沿いのエリアに住んでいます。
写真:[国際交流員]
オーストラリアのブランチ文化
オーストラリアの週末は、朝食と昼食を兼ねた「ブランチ」から一日が始まることが一般的です。お気に入りのカフェで、アボカドトーストやエッグベネディクトを囲みながら、美味しいコーヒーを片手に家族や友人とゆったり過ごす。このようなリラックスな雰囲気が、オーストラリア人の週末の過ごし方です。
写真:[国際交流員]
最後に
沖縄に来てまもなく3年目を迎えます。これまで多くの出会いや経験に恵まれ、沖縄の魅力やウチナーンチュの精神を日々感じています。これからもたくさんの方々と交流し、互いに理解し、学び合うことで、共に視野をさらに広げていけたら嬉しいです。
写真:[友人D]
次回の「国際交流員の声」も、お楽しみに!
このページに関するお問い合わせ
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