令和2年度公益財団法人JKAの補助事業による導入機器の紹介

ページ番号1003245  更新日 2024年1月11日

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令和2年度公益財団法人JKAの補助事業による導入機器の紹介

令和2年度の公益財団法人JKAの補助事業を活用して、「積層造型機一式」、「蛍光X線膜厚計一式」を導入しました。

積層造型機一式

積層造型機とは、3D-CADもしくは3Dスキャナーにて取得した形状データに基づき、スライスされた二次元の層を繰り返し樹脂粉末を溶融積層し、立体モデルを造形する装置です。試作や実働可能な治具・製品レベルの少量生産を得意とします。また、形状入力をサポートする装置として、比較的手軽に活用できるハンディタイプの3Dスキャナーと、取得したデータを修正・CAD編集可能なリバース・エンジニアリング・ソフトが付帯します。

積層造型機

メーカー
HP Inc
型式
Jet Fusion 540
積層サイズ
W332×D190×H248mm
積層ピッチ
0.08mm
モデル材料
PA12 ポリアミド(ナイロン)12

3Dスキャナー

メーカー
Peel 3D
型式
Peel 2
スキャン精度
0.25mm
解像度
0.50mm
位置合わせ方法
形状、ターゲット、カラーテクスチャ
写真:積層造形機本体と付帯設備 ハンディタイプの3Dスキャナ 造形されたモデル
積層造型機一式

蛍光X線膜厚計一式

蛍光X線膜厚計は試料にX線を照射し、そこから得られる2次X線(蛍光X線)の強度から、めっきなど金属薄膜の厚みを計測する装置です。試料を破壊することなく、非接触で測定可能です。また測定時間も10秒~数分間と短時間での測定が行えます。

蛍光X線膜厚計

メーカー
株式会社日立ハイテクサイエンス
型式
FT110A
測定対象元素
Ti(22)~Bi(83)
測定方法
ファンダメンタルパラメーター法、検量線法
測定可能材料サイズ
250×200×150(mm)
ステージ耐荷重
10kg
写真:膜厚計
蛍光X線膜厚計

このページに関するお問い合わせ

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