令和2年度(第43回)水の作文コンクール 優秀・入選作品

ページ番号1026542  更新日 2024年2月20日

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 令和2年11月10日に、第43回全日本中学生水の作文コンクール」沖縄県審査を実施しました。

 沖縄県審査(審査委員:公立中学校教諭3名)は、次のポイントを踏まえて実施され、受賞作品が選定されました。

 ○水の貴重さ、水資源を保全する重要性を的確に捉えていること。

 ○将来の夢、提案などが中学生らしくまとめられていること。

 ○抽象的・観念的なものでないこと。

 ○中学校国語科における作文の作成要領を踏まえていること。
 

沖縄県審査による優秀作品・入選作品

優秀賞

入選

第43回全日本中学生水の作文コンクール沖縄県知事表彰式の様子(令和2年12月28日)

43回表彰式

【講評】 代表審査委員 山内康宏教諭

43回講評山内先生

【講評】 代表審査委員 山内康宏教諭

 第43回水の作文コンクールでは、コロナ禍の中にも関わらず、32点もの応募があり、中学生の水に対する関心の高さを伺うことができました。
 どの作品も素晴らしく、審査も困難でしたが、優秀作品5点、入賞作品4点を選びました。
入賞した作品は、水に対して考える視点に優れており、水タンクや、水道水、ダムや水筒など、自分の体験したことや身近なもの、暮らしに直結したものから視点を得て、考えを広げていました。また、水の良い点だけでなはなく、水難事故や水害など、水の怖い面にも着目している作品もあり、視点の豊かさを感じました。
 自分の考えや疑問に思ったことを述べる際は、祖父母から話を聞いたり、地域や島の歴史、世界の様子を調べたり、自己の体験を交えたりと、根拠を明確にしながら書いており、作品に説得力をもたせた作品が多くありました。
 提言の部分では、水の大切さを訴え、節水を呼びかける内容や、海水を淡水化する技術に繋げる等、具体的且つ実践的であり、水の大切さをより身近に感じられる工夫が見られました。
 課題としては、誤字脱字の多さが目立ちました。出品する前に、もう一度読み直し、推敲作業を入れることをお勧めします。
 水の作文コンクールを通して、身近なものを、様々な視点で見つめ直すことで、その大切さに気付いたり、新たな考えへと広げたりすることができることを実感して欲しいと思います。

 

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