麻しん疑い発生時の対応
*平時から麻しんの発生状況の把握をお願いします。
1.保健所へ連絡
- 流行状況と臨床症状から麻しん疑いと判断する場合は保健所へ連絡してください。
- 連絡先
- 平日日中:098-938-9701(健康推進班 感染症担当)
- 休日時間外:098-938-9886(保健所守衛対応)
以下の内容を保健所より確認・依頼します
- 電話対応者の情報確認:病院名、窓口担当者名、職種、連絡先等
- 患者情報の確認:氏名・性別・生年月日・年齢・住所・職業・連絡先・渡航歴・予防接種歴・家族状況
症状(発熱、皮疹、カタル症状等)・経過等 - 検体容器の有無および検体採取の確認
- 本人・家族へ「麻しん疑い」であることを伝え、保健所より連絡がくることの了承を得てください。
※本人に感染性があるので人に会わないようにすることを伝えてください。 - 院内の接触者の(同じ空間にいた職員、患者、外部業者等)の把握をお願いします。
2.検体の提出
- 咽頭ぬぐい液:滅菌綿棒でぬぐい3ccのウイルス輸送培地へ。採取後冷蔵保存。
- 全血(CBC):抹消血1cc採血し(EDTA入りのCBC容器)、冷蔵保存。
- 尿:滅菌容器に採取(最低でも1cc)し、冷蔵保存。
- 血清(急性期・回復期):2ccを滅菌容器に採取、冷蔵保存。
※ウイルス輸送培地が入手できない場合は、滅菌PBS(リン酸緩衝液)又は滅菌生理食塩水約3ccを、滅菌チューブ(例:スピッツ管)に入れ代用することも可能です。ご用意できない場合は保健所が持って行くことも出来るのでご相談ください。
- 検体受け取り場所の確認
- 検査結果の報告先(担当者、電話番号)
- 届出様式の提出
- 麻疹発生報告書(様式(1)):記入後保健所へファクス(938-9779)
- 行政検査票(病原体):検体回収時に原本回収
3.検査結果の報告を受ける
- 当日もしくは翌日に保健所から窓口担当者へ検査結果をご報告します。
- 本人に検査結果を踏まえた診断結果をお伝えください。
- 陽性の場合
- 直ちに発生届での報告が必要です。
- 入院時は、麻しん入院症例報告書の提出をお願いします。
- 後日、麻しん発生追跡調査の提出をお願いします。
麻しん発生状況の確認について
関連資料
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 保健医療介護部 中部保健所
〒904-2155 沖縄県沖縄市美原1-6-28 中部合同庁舎中部保健所棟
電話:098-938-9886 ファクス:098-938-9779
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。