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更新日:2023年6月1日

かりゆしウェアとは

「かりゆしウェア」とは

かりゆしウェア
(写真協力:沖縄県衣類縫製品工業組合)

「かりゆしウェア」は、沖縄の夏を快適に過ごすとともに、本県を訪れる観光客を温かく迎え入れ沖縄のイメージアップを図るために考えられたウェアです。沖縄の伝統染織物、文化や自然等をモチーフにしたデザインが特徴で、着用の際はウェアの裾を外に出して着用するのが一般的です。
県内においては夏の軽装として定着しており、最近では観光客の方々にも人気があります。

なお、「かりゆしウェア」は、沖縄県衣類縫製品工業組合により商標登録(商標登録「かりゆし」、登録第4478571号)されています。
 

 

 

 

 

■「かりゆし」の意味
沖縄の方言で、「めでたいこと」や「縁起の良いこと」を意味します。
(沖縄タイムス社沖縄百科事典参照)

下げ札(タグ)


■定義
次の2つの条件があります。
(1)沖縄県産であること。(2)沖縄らしいデザインであること。

■タグ(下げ札)について
「かりゆしウェア」に付いているタグは、沖縄県衣類縫製品工業組合が県内の「かりゆしウェア」製造に必要な設備と技術を有する者に対し、「かりゆしウェア」を証明するものとして発行しています。

 

 

普及の経緯

 

 

かりゆしウェアは、昭和45年に当時の社団法人沖縄県観光連盟会長の故・宮里定三氏の発案により、沖縄の暑い夏を快適に過ごすとともに、観光沖縄をPRするために、「沖縄シャツ」の名称で発売されたのが始まりです。
当時の沖縄シャツは、開襟シャツで、ハイビスカスの花やデイゴといった沖縄をイメージしたトロピカルなデザインや、沖縄の伝統工芸品である琉球紅型(びんがた)や琉球絣(かすり)の柄をあしらったデザインが主流でした。

その後、平成12年に名称が現在の「かりゆしウェア」に統一され、同年の「九州・沖縄サミット」開催を契機に県内でも急速に普及し始めることになります。
普及とともに、デザインはもちろんですが、それまでの開襟シャツからボタンダウンやスタンドカラーといったシャツや、長袖、喪服用のシャツも作られるようになるなど、スタイルも多様化してきました。
近年では、月桃(げっとう)の茎を使った繊維や、風化サンゴを混ぜた繊維、中身を食用として使用した後の高瀬貝を使ったボタンの使用など、沖縄の天然素材を使い環境にも配慮したかりゆしウェアも生まれています。

「沖縄シャツ」から30年余り経過し、様々な取り組みや出来事を通していく中で、かりゆしウェアはデザインや形、素材の多様化など時代とともに変化しております。

かりゆしウェア 普及の経緯(H23.10月更新)
かりゆしウェア製造枚数の推移(R4実績)(R5.6月更新)

参考:沖縄県内でのかりゆしウェア

沖縄県内では、かりゆしウェアは夏の正装として定着しています。

沖縄県庁や国、市町村等の各行政機関を始め、一般企業でも沖縄の暑い夏を快適に過ごすビジネスウェアとして多くの方々が着用しております。

従来は、主に中高年の男性の方が着用されていましたが、デザインやスタイルの多様化にともない、女性や若い方の着用も増えてきました。

また、祝宴用や喪服用などが作られるようになり、冠婚葬祭時における着用も広がっているほか、最近では、沖縄県外の方が沖縄県内で結婚式を挙げる際、出席者の方々へかりゆしウェアの着用を薦めるケースも増えております。

2008 G8サミット 科学技術大臣会合でも着用していただきました。

「かりゆしウェア」普及促進に関する沖縄県の取り組み

沖縄県では、かりゆしウェアの更なる普及促進を図るため、多様なニーズに対応した商品開発の支援や広報・PR活動等を行っております。

1.商工労働部  ものづくり振興課

主に、県内「かりゆしウェア」製造業の振興や普及促進に関する施策等を実施。

1)沖縄県縫製業新展開促進事業(H24~H26)

2.文化観光スポーツ部 観光振興課

主に、「かりゆしウェア」の着用促進に関する施策等を実施。

1)「めんそーれ沖縄県民推進運動事業」
「かりゆしウェア」着用キャンペーンの実施(毎年3月末)
 

その他ウェア

沖縄県内では、各伝統工芸産地組合等が織りや染めなど、それぞれの伝統工芸品を活用したウェアを製作、販売しております。各工芸産地組合が製作するこれらのウェアは、その高い技術力があたえる高級感と、一つ一つ手作りというオリジナリティが人気となっております。

県内工芸産地事業協同組合におけるウェア製作組合一覧(平成21年11月末現在)

名称 組合名 連絡先 電話
かすりウェア 琉球絣事業協同組合(外部サイトへリンク) 〒901-1112
沖縄県南風原町字本部157
098(889)1634
宮古織ウェアー 宮古織物事業協同組合(外部サイトへリンク) 〒906-0201
沖縄県宮古島市上野字野原1190-188
0980(74)7480
与那国織ウェア 与那国町伝統織物協同組合 〒907-1801
沖縄県与那国町字与那国175-2
0980(87)2970
琉球紅型ウェア (琉球びんがた事業協同組合)
やふそ紅型工房
〒902-0066
沖縄県那覇市大道105-3
098(887)2065
紅型ウェア (琉球びんがた事業協同組合)
長山びんがたTIDAMOON
〒903-0815
沖縄県那覇市金城町3-37
店舗
090(6631)3741
かりゆしウェア 豊見城市ウージ染め協同組合(外部サイトへリンク) 〒901-0225
沖縄県豊見城市字豊崎1-1162
098(850)8454


※取扱店舗等、詳しくは電話にて直接お問い合わせください。

 

 

【リンク】

 

 

沖縄県衣類縫製品工業組合
内閣府沖縄振興局

お問い合わせ

商工労働部ものづくり振興課工業振興班

〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟8階(北側)

電話番号:098-866-2337

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