解雇撤回を求めたあっせん事例2

ページ番号1012246  更新日 2024年1月11日

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不動産業を営む会社に勤めていた組合員Aの所属する組合から、Aの解雇撤回を求めたあっせん申請がありました。

あっせんにおいて、労使双方の主張を確認したところ、組合は、「組合員Aは、今となっては、復職する気はなく、金銭解決を望む。」と主張しました。
一方、会社も「解雇の撤回はできないが、金銭による解決には応じられる。」との主張であり、双方ともにAの復職を考えていなかったことから、あっせん員は、金銭による解決を図ることとし、(1)組合員Aは円満に退社する、(2)会社は、組合に対し、解決金を支払う、(3)組合及び組合員並びに会社は、今後、一切本件について争わず、互いに債権債務がないことを確認することを内容とするあっせん案を提示したところ、労使双方が受諾して解決に至りました。

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