通訳案内士Q&A
1.通訳案内士とはどのようなものですか
通訳案内士とは、報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう。)を行うことを業とする者のことをいいます。
通訳案内士となるには、国土交通大臣が行う通訳案内士試験に合格し、都道府県知事の登録を受ける必要があります。
通訳案内士は、単に語学力が優秀というだけでなく、日本地理、日本歴史、更に産業、経済、政治及び文化といった分野に至る幅広い知識が求められており、外国人旅行者に日本をより良く理解してもらうための、いわば「民間外交官」として重要な役割を担っています。
通訳案内士試験の詳細については、独立行政法人国際観光振興機構(JNTO)のホームページをご覧ください。
2.「通訳」とは違うのですか
「通訳案内士」は通称「通訳ガイド」とも言われ、観光地の案内はもとより、その事物の背景にある地域の地理、歴史、文化、政治等を含めて、自分の知識を用いて外国語を介しガイドを行う人のことをいい、他人の言葉などを訳す「通訳」とは違います。
3.地域通訳案内士とはどのようなものですか
地域通訳案内士が行う仕事は通訳案内士と同様ですが、その業務は登録を受けた都道府県の区域内に限られます。
4.受験対策講座やセミナーのようなものは実施されますか
沖縄県観光政策課、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューローでは、受験対策講座やセミナーの実施予定はありません。
5.県の職員や非常勤としての採用試験ですか県で仕事を斡旋してくれるのですか
弁護士や行政書士のような自分で業として行うための資格で、採用試験ではなく、また、県で仕事を斡旋するものではありません。
資格者の周知(県のホームページなどへの掲載)や、制度の活用促進を実施しています。
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