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更新日:2021年11月17日
殺菌工程は健康食品製造にとっても重要な工程ですが、依然として県外企業に委託している企業が多くあります。
本研究ではパイロットスケール粉粒体殺菌機を用いて、共同研究を行う企業5社が必要とする健康食品原料の粉粒体に対し、殺菌圧力と過熱温度を変えて殺菌試験を行い、品質劣化を抑えられる殺菌条件(圧力や蒸気温度など)の手がかりが得られました。
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紅藻 A.subulata は、久米島等で養殖実績のある海藻ですが、その利用はモーイ豆腐原料であるイバラノリの代用や、佃煮への加工に留まっています。
本研究では、当県保有の特許(特許6617230号)を活用して金秀バイオ(株)と共同研究を行い、A.subulata 由来のフィコエリスリン含有抽出物や、酵素処理による色素ペプチド等の健康食品の製品化に取り組んでいます。
【関連する資料】
当センターでは、生物資源ライブラリと機能性データベースを保有し、県内企業と共に製品化を行ってきました。
本研究は、県内健康食品業界からの要望を受け、県内企業が使用している素材の機能性情報を収集し、素材中の成分と活性評価を行うと同時に、加工に関する研究も行っています。
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