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更新日:2021年3月31日
令和元年10月、首里城が焼失してから、第32軍司令部壕を含む周辺施設の歴史的価値が再認識され、同壕の保存・公開を求める様々な県民の思いが寄せられています。また、戦後75年が経過し、戦争を知らない世代が大半を占める中、第32軍司令部壕の存在は「物言わぬ語り部」として、その重要性が増しています。
県では、同壕の保存・公開の可能性や平和発信・継承のあり方等について、多角的な視点から議論していただくため、専門家等で構成する第32軍司令部壕保存・公開検討委員会を設置しました。
検討委員会の開催状況や議論の詳細はこちら → 第32軍司令部壕保存・公開検討委員会
第32軍司令部壕内部映像はこちら → 第32軍司令部壕第5坑道記録映像(外部サイトへリンク)
悲惨な沖縄戦の教訓を後世に正しく継承していくことは、私たちの責務である。第32軍司令部壕は、悲惨な沖縄戦の実相を凝縮した旧日本軍の司令部跡であったことから、維持管理を継続するとともに平和学習等に利活用することを検討する。
壕の所在地が文化財保護地域、国営首里城公園敷地内及び住宅地の地下にあることから、調査、保存・公開に当たっては、国等の関係機関及び地権者との調整が必要で、相当な期間を要するものと考えられる。また、壕の土質が極めてもろく、安全性の問題が懸念されるため、その維持管理に万全を期する必要がある。
事業期間 | 平成4年度~ |
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事業規模 | 壕の述べ延長千数百メートル |
実施場所 | 那覇市首里 |
総事業費 | 未定 |
平成4年度 | 予備調査 |
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平成5年度 | 試掘調査(95メートル) |
平成6年度 | 試掘調査(175メートル) |
平成9年度 | 「第32軍司令部壕保存・公開基本計画」策定 |
平成9年度~ | 維持管理点検を開始 |
第32軍司令部壕説明板設置についての経緯と考え方
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