倉敷ダムの環境施設

ページ番号1013091  更新日 2024年2月26日

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倉敷ダムの施設

倉敷ダムの環境は、亜熱帯植物の木陰に小鳥がさえずり、清流の水辺にはトンボが飛び交い、カニやハゼなどの小さな動物たちが遊ぶ水辺で囲われています。
豊かな清流を湛える倉敷ダムは、水と戯れ、遊び、自然学習する空間として、資料館や多目的広場を備えています。
管理庁舎や取水塔、バルブ室などの建物には沖縄の赤瓦を葺き、外壁は琉球石灰岩風に仕上げるなど、
沖縄の風土を考慮した伝統的な建築の様式を取り入れた、景観設計がなされています。

イラスト:自然と調和した周辺整備づくり

水は限られた資源

ダムは長い年月とたくさんのお金や人々の協力でつくられました。しかし、いつもダムに水が貯まっているとは限りません。雨が降らないとダムに流れ込んでくる水は少なくなり、皆さんが使う水道の量が多いと、やがて蛇口をひねっても水が出ない断水となる場合があります。水は限られた資源です。むだづかいせず、大切に使いましょう。

「倉敷ダム」の由来

昔、この地には倉敷集落がありましたが、戦時中、住民の疎開と同時に米軍に接収された為、帰郷できなくなりました。そこで、人々のこの地に対する思いを尊重し、名称を“倉敷ダム”としました。

僕、クラトン!

今はあまり見かけませんが、昔このあたりにトンボがたくさんいました。
このトンボと、クラシキの二つをあわせてこの名がつきました。

イラスト:倉敷ダムのキャラクター「クラトン」


倉敷ダム周辺で多く見られた「ショウジョウトンボ」は、平地の池や沼の流れの穏やかな川に生息するトンボで、オスは成熟すると真っ赤になり、よく"赤トンボ"と呼ばれるトンボです。歌に出てくる赤とんぼは「アカネトンボ」という沖縄には生息していない種類ですが、沖縄でいわれる"赤トンボ"と言えば「ショウジョウトンボ」のことをさし、人々に親しまれていることから、倉敷ダムも学習や憩いの場として多くの人々に親しんでもらえるようにと願い、「ショウジョウトンボ」をキャラクターモデルとしました。

キャラクター愛称は、倉敷ダムの併用開始に合わせて一般公募を行いました。応募総数264通の中から審査の結果「クラトン」を愛称として採用しました。

ダム周辺広場

施設名 利用時間

自然ふれあい広場(ナカユクイバル)

8時00分~21時00分
本ダム下流広場(アシビバル) 8時00分~21時00分
半島湖畔の広場(クムイナガミドゥクル) 8時00分~21時00分
太陽の丘(ティ~ダムイ) 8時00分~21時00分
やんばるの森(ヤンバルムイ) 8時00分~21時00分
風の広場(旧サージタンク前広場) 8時00分~21時00分

資料館(一般開放中。土日祝日含む)

9時00分~17時00分

展望タワー(一般開放中。土日祝日含む)

10時00分~16時30分

資料館の見学は土日祝日を含め出入り自由です。ただし、資料館設備点検の期間(年間5日程度)及び年末年始の12月29日~1月3日は休館します。

団体の予約申請については、「倉敷ダム広場予約状況」にてご確認ください。

自然ふれあい広場(ナカユクイバル)

ダム周辺の自然を活かし保護していこうと、園内に魚道を設けています。そこには、カニやハゼなどの小動物がたくさん行き来しています。水草のある池の周辺や樹木には小鳥がさえずり自然を満喫できます。

予約申請は「倉敷ダム広場予約状況」にてご確認ください。

写真:自然ふれあい広場1

写真:自然ふれあい広場2


写真:自然ふれあい広場3

魚道を登ってきた小動物たちが休めるように作った池。ハゼやトンボなども生息しており、四季折々の小動物たちを観察できるコーナーです。

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本ダム下流広場(アシビバル)

ホウオウボクやハイビスカスなどの亜熱帯植物が枝を広げる遊歩道は、車椅子でも自由に散策できるように整備されています。
予約申請は「倉敷ダム広場予約状況」にてご確認ください。

写真:本ダム下流広場

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脇ダム下流広場(アガリクブン)

写真:脇ダム下流

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半島湖畔の広場(クムイナガミドゥクル)

日曜・祝日は予約不可。土曜は予約可

いろいろなレクリエーションが楽しめる多目的広場は、休日になると多くの家族連れで賑わいます。
予約申請は「倉敷ダム広場予約状況」にてご確認ください。

写真:半島湖畔の広場1

写真:半島湖畔の広場2

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太陽の丘(ティ~ダムイ)

緩やかな傾斜となっており、グランドゴルフでは変化のあるコース設定が楽しめます。また、広場の面積が小さいので少人数に適した広場です。
予約申請は「倉敷ダム広場予約状況」にてご確認ください。

写真:太陽の丘

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やんばるの川、やんばるの森

写真:やんばるの川1

写真:やんばるの川2


水遊びを楽しめる場所です。

アミや水泳帽の忘れ物に加え、マスクの落とし物が増えています。持ち物は思い出といっしょに持ち帰りましょう。

「やんばるの川」は、北部の河川から取水した水をダムへ注水するときに、水遊びができるよう整備した延長110mほどの人工川です。
自然の川砂利を使用し、川石で堰をつくり、水と触れ合える場所となっています。

県内各ダムの貯水率など水事情に応じて流量を調節しており、状況によっては多くの水を流すことができないこともありますので、あらかじめご了承ください。

川周辺には山原(やんばる)に植生する樹木を中心に植栽しており、将来は小さなやんばるの森となるようにしています。

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風の広場(旧サージタンク前広場)

緩やかな傾斜が特徴の広場です。資料館にも近く、比較的広々としたスペースです。
予約申請は「倉敷ダム広場予約状況」にてご確認ください。

資料館(利用時間 9時00分から17時00分)

倉敷ダム資料館は、「水」をテーマとするアミューズメント施設として「水のおもしろさ」をコンセプトに創りました。利用者が各ゾーンを通じて水と楽しくふれあえる施設になっています。また、本資料館は沖縄の水環境と、ダムの役割を広く県民に知らしめ、水への関心を高めることをねらいとしています。

資料館設備点検の期間(年間5日程度)及び年末年始の12月29日~1月3日は休館します。

エントランスゾーン

資料館へ至るまでのエントランスロビーでは、沖縄の水事情や沖縄のダムの特性、役割などをパネルにより紹介し、ダムへの理解を促します。

アプローチゾーン

利用者が資料館に入って最初に接するゾーンです。
水の持つ不思議な性質を、3基の装置を用いて遊び感覚で実験、観察することができます。

写真:資料館のアプローチゾーン

ボルテックスリング ボタンを押すと、水中のノズルからドーナツ状に空気の泡が吹き出し、水面まで上昇します。
曲がる水 流れ落ちる水を静電誘導により引き付けて、水の流れを曲げることができる装置です。
おどる水 水の持つ表面張力を利用して振動板の上に乗っている水滴が、振動に反応して跳ね上ります。

プロローグゾーン

写真:資料館のプロローグゾーン

シアターの物語につながるプロローグとして、沖縄の水が生んだ自然環境の美しさや特徴のある動植物を紹介しています。

シアターゾーン

写真:資料館のシアターゾーン

人間の暮らしに欠かすことのできない水の大切さを、スクリーン映像により訴えます。
子供と老人と動く〇〇を中心に、物語はダイナミックに展開していきます(何が動くのかは見てのお楽しみ)。


写真:シアター上映

シアター上映「時を超え、水を飛翔れ」 上映時間15分

1日6回、以下の時刻で自動上映しています

  1. 10時30分
  2. 11時30分
  3. 12時30分
  4. 13時30分
  5. 14時30分
  6. 15時30分

展望タワー(利用時間 10時00分から16時30分)

ふもとにミニステージを備えた展望タワーは、通信施設としての機能と、高さ41mから貯水池周辺を監視する機能も果たしています。
5階の展望室までエレベーターで昇ることができます。展望室からは、貯水池の全景はもちろん、沖縄市の市街地、天気の良い日には太平洋や東シナ海まで眺望が広がります。

写真:展望タワー

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