米軍基地特有の化学物質調査

ページ番号1029389  更新日 2025年12月23日

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 県では、これまで米軍区域・施設の返還跡地において土壌汚染等の環境問題が発覚する等の事例があったことから、平成29年3月に策定した「沖縄県米軍基地環境調査ガイドライン」において、返還跡地で支障除去を行うとき及び運用中の米軍区域・施設で環境事故が発生したとき等に、「米軍基地特有の化学物質」を環境調査等の対象とすることが円滑な跡地利用等につながると提言しています。

 環境部では、同ガイドラインの提言に基づき、米軍区域・施設周辺の地下水について、平時における米軍基地特有の化学物質の残留状況を把握するため、平成29年度から地下水質調査を実施していますので、その結果を以下に掲載します。

米軍基地特有の化学物質:
 
米軍区域・施設において使用される可能性がある化学物質のうち、土壌汚染対策法等で規制されていない物質を、米軍基地特有の化学物質と定義しています。
 米軍基地特有の化学物質は、さらに「国内法使用禁止等物質」及び「基地内相当量使用物質」に大別されます。
国内法使用禁止等物質:
 国内法において使用が禁止又はそれに準ずる措置がとられた化学物質(化審法の第一種特定化学物質等)
基地内相当量使用物質:
 国内法では規制されていないが、米軍基地内で国内の地域と比べて相当量が使用されていることが懸念されている化学物質

※米軍基地特有の化学物質については「沖縄県米軍基地環境調査ガイドライン」で詳細を御確認いただくことができます(下記関連情報を御覧ください)。

調査結果

 米軍基地特有の化学物質の調査は、平成29年度から「米軍基地周辺地下水質調査」として開始し、令和元年度からは事業の再編により、「沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画(H25.4)」において返還が予定されている米軍区域・施設について「米軍基地特有の化学物質調査」として、返還が予定されていない米軍区域・施設について引き続き「米軍基地周辺地下水質調査」として、両調査の整理統合を図り併せて実施してきました。

 そのため、年度によって調査結果の示し方が異なりますが、ご了承ください。

 なお、令和4年度以後の米軍基地周辺地下水質調査の結果は、米軍基地特有の化学物質調査の結果と合わせて掲載しています。

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 環境部 環境保全課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(北側)
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