2024年4月から医師の働き方改革が始まります。

県民の皆様、医師の長時間労働改善に向けた取組にご協力ください。

2024年4月から「医師の働き方改革」が始まります。これにより、勤務医の残業時間に上限が設けられます。

これまで、医師の長時間労働によって支えられてきた医療機関の現状を改革し、医師が健康に働き続けられる環境を整備することで、医療の質・安全を確保すると同時に持続可能な医療提供体制を維持していくための全国的な取組です。

この取組には、医療機関を利用する皆様のご理解、ご協力が必要です。

もしものときも、安心して医療が受けられる医療体制づくりに、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

1　診療時間内の受診にご協力をお願いします。

患者さんやご家族への病状説明を診療時間内に実施することや、外来診療の受付時間を短縮するといった取組も始まっています。

日頃から決められた診療時間内での受診にご協力ください。

特に、検査、手術の説明を受ける場合は、夜間や休日を避け、平日の診療時間内となるようご協力をお願いします。

休日・夜間の子どもの症状にどのように対処したらよいのか、病院を受診した方がよいのかなど判断に迷った時は「こども医療電話相談#8000」をご活用ください。

※「こども医療電話相談#8000」とは、全国統一の短縮番号♯8000をプッシュすることにより、お住いの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けられるシステムです。

2　”いつもの先生”以外の医療スタッフの対応にご理解をお願いします。

• 医師の担っていた業務のうち、一部を他の医療スタッフに任せたり（タスクシフト）、分担する（タスクシェア）という取組も始まっています。
• 例えば、患者さんへの疾患の説明、検査、病棟における服薬指導、医師の指示に基づく治療対応や術後の管理などについて、医師以外の様々な医療スタッフが担うことがあります。

医師の働き方改革に関する詳細は特設ホームページをご確認ください。

• 「医師の働き方改革」.jp（外部リンク）