南海トラフ地震について
南海トラフ沿いで想定されている地震・津波
南海トラフ沿いで想定されている大規模地震や津波に備えましょう
南海トラフ地震は、静岡県から宮崎県の沖合までの南海トラフ沿いのプレート境界で概ね100から150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。前回の南海トラフ地震が発生してからすでに約80年が経過しており、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高い状態です。
大きな地震の発生など南海トラフ沿いで異常な現象が観測されると、南海トラフ地震の発生可能性が、平時より高まると考えられます。(1854年に発生した安政東海地震の時には、約32時間後に安政南海地震が発生していました。)
このため、南海トラフ地震の想定震源域周辺でマグニチュード7.0以上の地震が発生した場合などには、想定震源域における新たな大規模地震の発生可能性の高まりをお知らせするため、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表されます。令和6年8月8日には、日向灘(宮崎県の沖合)の地震に伴い、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
「南海トラフ地震臨時情報」が発表されても南海トラフ地震が必ず発生するとは限りませんが、大規模地震に備えた行動を取ることで、被害を減らすことができます。突発的な地震に日頃からしっかり備えるとともに、情報が発表されたら、「日頃からの地震への備えの再確認」に加え、すぐに避難できる態勢の維持などの「特別な備え」をお願いします。地震発生後では津波からの避難が間に合わない可能性のある方々は、自治体からの指示に基づき1週間の事前避難が必要となることもあります。
また、「南海トラフ地震臨時情報」が発表されなくても大規模地震が発生することがありますので、日頃から家具等の固定や避難場所・避難経路の確認等を行い、地震に備えておきましょう。(内閣府・気象庁)
南海トラフ地震臨時情報
南海トラフ地震臨時情報を知っていますか
令和6年8月8日に発生した日向灘(宮崎県の沖合)の地震に伴い、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表され、それを踏まえて政府としての「特別な注意の呼びかけ」が行われました。
「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ地震の想定震源域において大規模地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっていると評価された場合などに発表される情報です。情報名の後にキーワードを付記して「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」等の形で情報発表します。
「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」は、想定震源域周辺でマグニチュード7.0以上の地震が発生した場合、または、想定震源域のプレート境界で通常とは異なるゆっくりとしたすべりを観測した場合に発表されます。想定震源域のプレート境界においてマグニチュード8.0以上の地震が発生した場合には、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表されます。
「南海トラフ地震臨時情報」が発表されても南海トラフ地震が必ず発生するとは限りませんが、大規模地震に備えた行動を取ることで、被害を減らすことができます。情報発表に合わせて、政府や自治体などから取っていただきたい行動等をお知らせしますので、それを踏まえた対応をお願いします。「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表された場合は、「日頃からの地震への備えの再確認」に加え、すぐに避難できる態勢の維持などの「特別な備え」をお願いします。「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表された場合は、これらに加え、地震発生後では津波からの避難が間に合わない可能性のある方々は、自治体からの指示に基づき1週間の事前避難をしてください。
また、「南海トラフ地震臨時情報」が発表されなくても大規模地震が発生することがありますので、日頃から家具等の固定や避難場所・避難経路の確認等を行い、地震に備えておきましょう。(内閣府・気象庁)

このページに関するお問い合わせ
沖縄県 知事公室 危機管理課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟5階(南側)
電話:098-894-7890 ファクス:098-866-3204
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。