更新日:2016年8月18日
森林資源研究センターの基本方針と事業体系
基本的課題:「亜熱帯森林の持続的な利用を多面的に展開する研究機関」としての機能強化
基本方針
- 森林資源の多面的な利活用と公益的機能の高度発揮を促進する研究開発の推進
- 多様で高度な研究を推進するための大学・他研究機関との連携強化
- 関係機関と連携した研究成果を普及するしくみの充実
推進方向
- 森林の公益的機能の高度発揮
- 森林整備技術の高度化
- 森林保護管理技術の高度化
- 林産物の生産・加工・利用技術の高度化
- 緑地景観形成・保全技術
平成28年度事業体系
- 森林の公益的機能の高度発揮
- 森林のもつ公益的機能を高度に発揮することにより、地球温暖化等の環境保全や自然災害から県民の生命・財産を守る技術開発を行う
- 森林機能研究(1テーマ)
- 森林整備技術の高度化
- 健全な森林の育成、保続を図り、森林の質的内容を高めるため、樹種特性を踏まえた多様な森林整備の技術を開発する。
- 育林研究(1テーマ)
- 森林保護管理技術の高度化
- 松くい虫被害の軽減や突発的に発生する森林病害虫の被害を防止する。
- 松くい虫防除研究(3テーマ)
- フクギの樹病研究(1テーマ)
- 害虫防除に関する研究(1テーマ)
- 林産物の生産・加工・利用技術の高度化
- 県産木材の高付加価値化と利用促進を図るとともに、特用林産物の生産を通じ農林家の所得向上を図る。
- 木材利用研究(3テーマ)
- 特用林産研究(5テーマ)
- 緑地景観形成・保全技術
- 安らぎや潤いのある緑地景観の保全・形成に資するため、郷土樹種を主体とした緑化木の育苗技術の改善や法面緑化技術を開発する。また県を代表する花木であるカンヒザクラの優良個体の選抜と保護管理技術の確立を図る。
- 緑化研究(2テーマ)