地域オープンイノベーション促進導入機器(10種類)の紹介

ページ番号1011610  更新日 2024年1月11日

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地域オープンイノベーション促進事業は、国内の成長産業の育成目指しつつ、地域企業によるイノベーション創出を促進するため、地域の中核的試験研究機関である工業技術センターの基盤を強化することを目的としたものです。 県内企業からの要望を踏まえ、下記10機器を選定、整備しました。

詳細な仕様やご利用のお問い合わせは、1から9は食品・醸造班、10は環境・資源班へご連絡ください。 (098-929-0111)

1.超高速ガスクロマトグラフ装置

食品や化粧品などの香り成分を超高速で定量・定性分析する装置です。解析ソフトにより、初心者でも品質管理やクレーム対応が可能です。

2.におい嗅ぎ装置

食品や化粧品などの香り成分を、個々に分離して実際に人が香りを嗅いで分析する装置です。香りの特定や特性の評価が可能です。

3.過熱水蒸気オーブン

素材に過熱水蒸気を直接噴射し加熱する装置です。蒸気によりムラなく急速加熱する為、素材の品質を劣化させずに日持ち向上に利用できます。

4.ブライン凍結機

素材をエタノール媒体により急速冷凍する装置です。通常冷凍庫の1月2日以下の時間で素材が-25℃に達し、ドリップ提言の鮮度保持が可能です。

5.無菌充填機

殺菌した素材を無菌的に充填する装置です。蒸気で充填口を滅菌し、外気を遮断した完全クローズド充填のため、常温充填が可能です

6.食品微生物迅速自動検査機

食品の細菌数を測定する自動検査システムです。一般生菌、大腸菌群について、最短6時間で検査が可能です。

7.自動スパイラルプレーター

寒天プレートに自動でサンプル塗抹が可能な装置です。1枚のプレートで30~4×105cfu/mLまで菌数計測が可能です。

8.自動コロニーカウンター

寒天プレート上などの微生物コロニー数を画像処理により測定する装置です。細菌数計測の迅速化・簡便化が図れます。

9.ATP拭き取り機

手指や食品加工設備機器などの清浄度を検査する装置です。見えない汚れを10秒で測定することが可能です。

10.ハンドヘルド型蛍光X線分析装置

金属材料の構成元素を非破壊で測定する装置です。25種類以上の元素を迅速に測定できるほか、金属等に含まれる不純物の分析を現場で測定可能です。

試験研究等設備の導入や広域的な活用の推進については、沖縄総合事務局より委託された事務局(一般社団法人トロピカルテクノプラス)が実施しました。

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 商工労働部 工業技術センター
〒904-2234 沖縄県うるま市州崎12-2
電話:098-929-0111 ファクス:098-929-0115
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。