さとうきびの栽培管理

ページ番号1011407  更新日 2024年1月11日

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施肥(せひ)

さとうきびは栽培期間が長いので、緑肥や堆肥などを畑に投入して土づくりを行います。

太陽の光エネルギーと水だけでは栄養を十分に満たせないので、化成肥料などを施用(せよう)して生育を促します。

化成肥料の使い方

基肥(もとごえ、きひ)

植え付け前または植え付け時に土壌に混ぜて使います。

追肥(ついひ)

株から5~10cm程度離して与えた後、土を軽くかぶせます。さとうきび栽培の場合、平均培土と高培土の時などに合わせて与えます。

iイラスト:化成肥料はどのように使うの?3,4回に分けて与えるといいよ

イラスト:夏植の施肥

イラスト:春植の施肥

イラスト:株出の施肥

速効性肥料と緩効性肥料

化成肥料の中でも、肥料の効きが早い(短い)ものと、ゆっくり効くものがあります。さとうきびは栽培期間が長いので、最終施肥の時は、緩効性肥料を使うと効き目が長持ちして肥料切れを防ぐことが出来ます。

速効性肥料(そっこうせいひりょう)

肥料効果は15日から30日程度、溶けやすく雨で流れやすいです。
多量(または長期)の雨で地下などに流れやすいので、何回かに分けて施肥するとよいでしょう。
(硫安、化成804、化成877など)

緩効性肥料(かんこうせいひりょう)

肥料成分のうち、窒素成分がコーティングされていて、ゆっくり溶けながらじわじわ効きます。
(追肥名人、夏きび一番、春きび一番など)

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