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更新日:2023年5月28日
県内における自転車関連の交通事故は、令和2年以降、ゆるやかな増加傾向にあります。事故にあわないためにも、また、事故にあってしまった場合に被害を最小限に抑えるためにも、自転車の安全な利用について考えてみましょう。
【県内における自転車事故発生状況】
平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | |
事故発生件数 | 286 | 309 | 229 | 231 | 246 |
死 者 数 | 0 | 2 | 2 | 0 | 2 |
令和5年4月1日から改正道路交通法が施行され、同乗者を含むすべての自転車利用者に対し、ヘルメット着用が努力義務化されました。
自転車乗用中の交通事故で亡くなった方のうち、約6割が頭部に致命傷を負っています。また、自転車乗用中の交通事故において、ヘルメットを着用していなかった方の致死率は、着用していた方に比べて約2.1倍高くなるというデータがあります(出典:警察庁WEBサイト)。
ご自身の身を守るためにも、自転車利用の際には、必ずヘルメットを着用しましょう。
他県と比べて自転車利用者が少ないといわれている本県においても、毎年200件以上自転車の交通事故が発生しており、死亡者が出ている年もあります。
また、全国では、自転車側が加害者となった交通事故において、1億円近い高額の賠償命令が出された事例も複数あります。
万が一の事故に備え、自転車保険(自転車損害賠償責任保険等)に加入しましょう。
自転車は、道路交通法では「軽車両」に位置付けられています。自転車安全利用五則などの交通ルールやマナーを守り、安全運転を心がけましょう。
【自転車安全利用五則】
1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用
自転車は、自動車と同じく「車両」の仲間です。安全に利用するためには、点検整備が欠かせません。ブレーキやタイヤ、ライトなどの日常点検はもちろんですが、年に1回は専門店で点検整備を受けましょう。
【日常点検のポイント「ぶたはしゃべる」】
1 ブレーキ:前輪・後輪のブレーキはしっかり効いているか。
2 タイヤ:十分な空気が入っているか。ゴムのすり減りなどはないか。
3 ハンドル:ハンドルはきちんと固定されているか。がたつきや緩みがないか。
4 しゃたい(車体):サドルの高さはあっているか。チェーンは緩んでいないか。ライトは点灯するか。
5 ベル:ベルはきちんと鳴るか。
夕方から早朝までの時間帯など、周囲が暗い状況ですと、自転車の存在が気付かれにくくなります。ライトや反射板は必ず取り付けましょう。
最近では、タイヤのスポークに装着する反射材や、ヘルメットに貼るタイプの反射シールなども販売されています。これらも活用しながら、自転車の被視認性を高めましょう。
「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」により、自転車利用者には防犯登録が義務付けられています。自転車を購入したら、必ず防犯登録を行いましょう。
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