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更新日:2021年1月18日
沖縄県では、犯罪の発生を抑え全ての人々が安全で安心して暮らせる地域社会を実現するため、平成16年4月に、「ちゅらうちなー安全なまちづくり条例」を施行し、条例の推進体制として、県知事を会長とする「ちゅらうちなー安全なまちづくり推進会議」、県内14地区の首長を長とする「各地区安全なまちづくり推進協議会」を設置し、「ちゅらさん運動」を推進してきました。
その間、地域の自主防犯ボランティア団体は、平成15年末の98団体から令和元年末には596団体に増加し、17,222人の方々がボランティア活動に参加しています。一方、犯罪(刑法犯)の発生状況は、平成14年末の約2万5千件をピークに、令和元年末は6,878件と17年連続減少しており、県民総ぐるみで取り組むちゅらさん運動が功を奏したものと考えられています。
ちゅらさん運動は、「できるときにできることから」をキャッチフレーズに、より多くの方々が参加することに意義があります。ちょっとした時間を利用して、子どもの見守り活動や地域の美化・清掃活動などに参加することで地域の防犯意識が高まり、ひいては犯罪の発生しにくい地域社会の構築につながります。
地域の安心感を高め、魅力あふれる沖縄県の実現にむけて引き続き「ちゅらさん運動」を推進していきましょう。
平成16年4月1日、「ちゅらうちなー安全なまちづくり条例」が施行されました。
同条例は、県・事業者・県民が連携を強化し、安全なまちづくりに関する取組を促進して、犯罪のない安全・安心な沖縄県をつくるために制定されました。
令和2年12月28日には、「ちゅらうちなー安全なまちづくり条例」を一部改正し、アルコール関連犯罪の防止に関する施策の基本となる事項を定めました。
※条例の一部改正について(沖縄県警察本部生活安全部生活安全企画課ホームページ)(外部サイトへリンク)
ちゅらうちなー安全なまちづくり推進会議規約(PDF:116KB)
沖縄県、沖縄県教育委員会及び沖縄県警察の三者は、沖縄県アルコール健康障害対策推進計画及びちゅらさん運動の一環として、相互に連携し成人の適正飲酒及び未成年者に対する飲酒防止のための取組を推進するため、「成人の適正飲酒及び未成年者飲酒防止3ヶ条」を共同宣言しました。
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