エボラ出血熱

ページ番号1006130  更新日 2024年1月11日

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エボラ出血熱は、主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染する疾病です。
これまでに、アフリカ中央部のコンゴ民主共和国、スーダン、ウガンダ、ガボンやアフリカ西部のギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリア、コートジボワールで発生しています。2014年3月以降、ギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリアでエボラ出血熱の大規模流行が発生しました。

エボラ出血熱とは

1病原体

エボラウイルス(フィロウイルス科)

2感染経路

主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染する。

感染したサルなどの動物の血液、分泌物、排泄物、唾液などとの接触でも感染する可能性もある。

また流行地域の洞窟に入ることは、感染したコウモリと接触するおそれがあるため感染リスクの1つである。

3潜伏期

2~21日(平均約1週間)

4診断と診療

(1)臨床症状

発症は突発的である。

症状は発熱(ほぼ必発)、疼痛(頭痛、筋肉痛、胸痛、腹痛など)、無力症が多い。

2~3日で急速に悪化し、死亡例では約1週間程度で死に至ることが多い。出血は報告にもよるが、主症状ではないことも多い(2000年ウガンダの例では約20%)。
ザイール型では致死率は約90%、スーダン型では致死率は約50%である。

ヒトからヒトへの感染は血液、体液、排泄物等との直接接触により、空気感染は否定的である。

(2)診断

血液、咽頭拭い液、尿から病原体や病原体、病原体の抗原又は遺伝子の検出、血清から抗体の検出

(3)治療

対症療法

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このページに関するお問い合わせ

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