下水サーベイランス(下水中における新型コロナウイルスに関する調査)

ページ番号1006570  更新日 2024年1月25日

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下水サーベイランスとは

  • 下水サーベイランスとは、下水中の病原性微生物を測定して疾病の発生・流行を把握する疫学調査手法です。
  • 下水サーベイランス(下水疫学調査)は、新型コロナウイルスの感染者が、症状の有無にかかわらず糞便や唾液中にウイルスを排出するという特性を利用し、受診行動や検査数等の影響を受けることなく、無症状感染者を含めた感染状況を反映する客観的指標としての活用が期待されています。

下水サーベイランスの活用に関する実証事業(令和4年度)

下水中のウイルスの検査は、鼻咽頭ぬぐい液や唾液、鼻腔ぬぐい液を使う検査のように人から検体を採取する必要がなく、下水試料の検査で新型コロナウイルスの感染状況を把握できる可能性がある一方、検査工程の確実性や検出精度等の課題もあります。
令和4年度、内閣官房において、下水サーベイランスの活用に関する実証事業下水処理場実証を実施し、下水サーベイランスの実用的な活用が可能となるよう、実証の取組が行われました。20の自治体、検査機関、研究者からなる共同体において実証が行われ、沖縄県においても、共同体の1つとして参加しました。

イラスト:下水サーベイランスの活用に関する実証事業について

地図:下水サーベイランスの活用に関する実証事業の採択状況の地図

実証事業結果

下水中の新型コロナウイルス調査プロジェクト(令和5年度)

感染症の発生動向把握における下水サーベイランスについて、沖縄県における調査実施上の課題の整理及びその有用性について検討するため、厚生労働省および国土交通省が連携して実施している「下水中の新型コロナウイルス調査プロジェクト」に令和5年9月から参加しています。
同プロジェクトのウェブサイトでは、本県を含む参加自治体の下水サーベイランスデータが公開されています。

調査結果

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このページに関するお問い合わせ

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