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更新日:2023年11月28日
県内には危険な毒ヘビ(ハブ)が生息するため、ヘビに対し過剰な恐怖心を抱いている県民の皆さんは多いと思われます。
しかし、実際、皆さんが日頃遭遇するヘビの約半数は無害なヘビです。
ハブの習性や対策法について正しい知識を身につければ、ハブに対する過剰な恐怖心を軽くすることができます。
本県には、猛毒を持つハブが生息し、年間50~60件前後の咬症被害が発生しています。
特に、農作業や行楽等で田畑や山野への出入りが多くなるこの時期に、ハブ咬症被害も多く発生しております。
ハブによる咬症被害は、私たちの注意によって未然に防止することができます。
県では、令和5年9月1日から11月30日までの間、ハブ咬症防止運動を実施し、広く県民や観光客の皆さんがハブ咬症被害を未然に防止するよう呼びかけます。
スローガン「注意で防ごうハブ咬症!ハブ対策は環境整備で!」
現在、県内に生息する毒ヘビで危険なものは、ハブ、ヒメハブ、サキシマハブ、タイワンハブの4種類です。
ハブは夜行性で日中は穴などに隠れています。
産卵は、初夏に穴の中で行われ、誕生した赤ちゃんは既に毒をもっています。
また、ハブは冬眠すると思われがちですが、ハブを含めた県内に生息する全てのヘビは冬眠しません。
1 離れることが可能な場合は、1.5メートル以上距離を置きましょう。
(ハブはジャンプできません。1.5メートル以上離れていれば攻撃範囲外です。)
2 屋敷や畑等で見かけ、捕獲して欲しい場合は、各市町村のハブ対策担当課へ連絡し、捕獲してもらいましょう。
3 身の危険を感じ、緊急で捕獲して欲しい場合は110番をし警察へ捕獲してもらいましょう。
● DVD「ハブに注意!被害対策で安心生活」を各保健所、県衛生環境研究所にて貸し出しています。
DVD動画はこちら↑↑からも視聴可能です!
● リーフレット「ハブに注意!」は各保健所、県衛生環境研究所で配布しています。
★↑↑PDFデータでダウンロードできます。
1 隠れ場所をなくす
2 侵入を防ぐ
3 ゴミなどを放置しない
4 空き地の適正管理
1 まず、慌てずに、ハブかどうかを確かめます。
ヘビの種類が分からなくても、ハブなら牙のあとが普通2本(1本あるいは3,4本の時も)あり、数分で腫れてきてすごく痛みます。
2 大声で助けを呼び、すぐに医療機関へ受診しましょう。
走ると毒の回りが早くなるので、車で病院に運んでもらうか、ゆっくり歩いて行くようにしましょう。
3 病院まで時間がかかる場合は、包帯やネクタイなど、帯状の幅の広い布で、
指が1本通る程度にゆるく縛ります。
血の流れを減らす程度にゆるく縛り、15分に1回はゆるめましょう。決して細いヒモなどで強く縛ってはいけません。
恐怖心から強く縛ると血流が止まり、逆効果になることもあります。
この計画は、ハブ類による健康被害から県民、観光客等を守るための諸施策の方向を示したものであり、
県、市町村及び県民の皆さまが、それぞれの役割分担のもと、ハブ対策を推進するため策定するものであります。
沖縄県ハブ対策事業基本計画(PDF:94KB)【平成26年3月24日付改正】
【市町村別】直近10年間(2012年~2021年)のハブ咬症被害発生状況(PDF:33KB)
ハブ駆除件数の推移(平成23年~令和3年)(PDF:82KB)
市町村において、ハブ捕獲器等の貸し出しを行っています。
なお、数に限りがありますので、ご利用の際はお住まいの市町村までご連絡ください。
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