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更新日:2023年9月14日
いわゆる化学物質過敏症は、微量な環境中の化学物質に接することにより、頭痛、感覚異常、呼吸困難、疲労感など多様な症状が現れる症候群であるとされています。
病態や発症メカニズム等未解明な部分が多く、標準化された診断基準、治療法は確立されていません。
症状は多岐にわたり、
自律神経障害(発汗異常、手足の冷え、頭痛)、内耳障害(めまい、ふらつき、耳鳴り)、気道障害(咽頭痛、口渇)、循環器障害(動悸、不整脈、循環障害)、免疫障害(皮膚炎、喘息、自己免疫異常)、運動器障害(筋力低下、筋肉痛、関節痛、振せん)、消化器障害(下痢、便秘、悪心)、眼科的障害(粘膜の刺激症状、調節障害、視力障害)、精神障害(不眠、不安、うつ状態、不定哀訴)
等があげられ、程度も様々です。
柔軟剤、香水、タバコ、洗剤、漂白剤、芳香剤、食品、食品添加物、残留農薬、カビ、ダニ、ちり、防虫剤、防ダニグッズ、防菌グッズ、建材、接着剤、ホルマリン、塗料、ディーゼル粉塵,排気ガス,大気汚染物質、殺虫剤、除草剤 など
身の回りにある化学物質が原因となりえます。
治療法が確立していないため、症状を誘発させると考えられる原因物質からの回避が最も有効な対処法と言われています。
そのため、患者が安心して生活するためには、社会全体の化学物質過敏症への理解を深める必要があります。
洗剤、柔軟剤、芳香剤、香水などの香りが過度にならないようご配慮をお願いします。
消費者庁・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・環境省作成、香りへの配慮に関する啓発ポスター(改訂版)(PDF:829KB)
沖縄県作成ポスター「化学物質過敏症を知っていますか?」(PDF:480KB)
※人が多く集まる場所などでの掲示をお願いします。
化学物質過敏症により療養中の方が日常生活に支障を来す場合も障害年金の対象となる場合があります。
厚生労働省・日本年金機構作成チラシ「国民年金・厚生年金保険による障害年金のご案内」(PDF:496KB)
※障害年金についてのお問合せは、年金事務所へお願いします。
※地域保健課においては、医療機関の紹介等は行っておりません。
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