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更新日:2022年10月17日
糸満市は本島最南端に位置し、嘗て沿岸部の漁民は「サバニ」と呼ばれるくり舟で南洋各地まで出漁した糸満海人で知られるほか、内陸部では畑作を中心とした農業畜産も盛んな地域です。また、各地域には旧暦文化に根差した各種の伝統行事も数多く残るとともに、沖縄戦の激戦地であった事から多くの戦跡も存在しています。
漁業のまちとして知られ、美しい海を誇った本市においても生活排水の流入等により、沿岸地域の珊瑚礁は嘗て程の規模ではなくなりました。そうした中、市の下水道事業は昭和54年に基本計画を策定し、昭和55年に計画区域193haで事業認可を受けスタートしました。昭和57年には計画区域516haとして第4次埋立地の西崎町を追加し、平成4年には南浜埋立地の追加、平成7年に南土地区画整理事業等を追加し、その後も隣接地域を加え現在に至ります。また、平成12年度には下水処理場の高度処理水を利用した西崎親水公園が、国土交通省の水環境の保全回復を果たしている事例として「蘇る水100選」に選定されました。
着手年度 |
昭和55年3月13日 |
供用開始 |
昭和58年3月31日 |
全体計画面積 |
1,196.2ヘクタール |
事業計画面積 |
969.2ヘクタール |
処理面積 |
754.4ヘクタール |
計画面積整備率 |
77.8% |
利用可能人口 |
43,236人 |
接続人口 |
36,812人 |
「糸満大綱引」
糸満市のマンホール蓋は伝統行事の糸満大綱引をモチーフとしています。五穀豊穣、大漁祈願、家内安全、無病息災を願い、南北に分かれた雌雄の綱の結合によって実りを予祝するものです。大綱は、各地域で市民自らによって作られた小綱を繋ぎ合わせて作られます。また衆人綱(スニンジナ)、万人綱(マンニンジナ)とも呼ばれ、どなたでも参加できる開かれた祭りです。この祭りの様に、多くの世帯が繋がり、多くの市民に快適な環境を提供できるようにとの思いが込められています。
担当課 |
水道部工務課 |
住所 |
糸満市潮崎町1丁目1番地 |
電話番号 |
098-840-8145 |
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