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更新日:2023年11月24日
お知らせ
沖縄は、いにしえの琉球王国時代、日本、中国、東南アジア諸国等とつながることで独自の国際ネットワークを構築し発展してきた歴史を有しています。沖縄はアジア・太平洋地域との地理的近接性や豊かな自然環境など、他の都道府県にはない優位性として活かせる様々な要素を有しており、人、モノ、資金、情報等が地球規模で行き交う現代、その優位性は、様々な分野での交流の中でこそ発揮されます。
沖縄県は、「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」に基づき、観光、経済、環境、保健・医療、教育、文化、平和など多様な分野で築いてきた知識や経験、ネットワーク等を最大限に活用し、アジア・太平洋地域の平和構築と相互発展に向け、独自のソフトパワーを生かして積極的な役割を果たしていきたいと考えています。
このような取組を推進するため、地域外交室を設置しました。
令和5年度は、「沖縄県地域外交基本方針(仮称)」を策定することとしています。
同基本方針の策定にあたっては、地域外交に関する万国津梁会議を開催し、外部有識者から意見を伺うとともに、市町村や民間、経済団体等の幅広い分野の関係者の方にも意見を伺いながら、沖縄独自の地域外交の方針をまとめます。
また、沖縄独自の地域外交を進めていくための、県庁内の推進体制の在り方も検討してまいります。
※同基本方針(仮称)の中で、沖縄県の地域外交の方向性や目標等について示していく予定です。
「沖縄県地域外交基本方針(仮称)」の策定に際し、歴史、経済、平和等の知見を有する有識者等から助言、提案を受けれるため、沖縄県の地域外交に関する万国津梁会議を開催します。
万国津梁会議は、9月から12月の間に計4回の会議を開催し、沖縄県の地域外交の方向性、戦略などに関して、各委員からご意見やご提案をいただき、提言としてまとめていたく予定であります。
万国津梁会議の委員については、「平和」「歴史・学術」「経済」「外交」「国際協力」等の分野から、県内外の有識者を候補者として10名選定しました。
【会議資料・議事録など】
地域外交に関係する部局間の連携を推進するため、知事を本部長とする「沖縄県地域外交推進本部会議」を立ち上げ、国際交流・協力などに関する取組状況の共有や連携促進、「沖縄県地域外交基本方針(仮称)」など関係する方針等の策定・決定を行います。
沖縄県は、県民の参画と協働のもとに、将来(概ね2030年)のあるべき沖縄の姿を描き、その実現に向けた取り組みの方向性と、県民や行政の役割などを明らかにする基本構想「沖縄21世紀ビジョン」を策定しています。
この構想では、「めざすべき将来像」の一つである「世界に開かれた交流と共生の島」を推進する戦略において、沖縄が担う地域外交等について示しています。(「沖縄21世紀ビジョン」 28ページ、75ページ)
☞ 沖縄21世紀ビジョン ~みんなで創る みんなの美ら島 未来のおきなわ~
「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」は、これまでの沖縄振興分野を包含する総合的な基本計画であり、「沖縄21世紀ビジョン」に掲げる県民が望む将来像の実現に向けた行動計画であり、SDGsの達成に寄与することを求めつつ、沖縄振興の基本方向や基本施策等を明らかにするものです。同時に、沖縄振興特別措置法に規定する沖縄振興計画としての性格を併せ持っています。
この計画では、沖縄県が発信する平和を希求する「沖縄のこころ」には、国際平和を求める地域外交も含まれる(同計画 19ページ~20ページ)ことを示すとともに、将来像の実現に向けた道筋「(4)世界に開かれた交流と共生の島を目指して」の中で、平和貢献の地域協力外交の展開や交流ネットワークの形成などについて示しています。(同計画 28ページ~29ページ)
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