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更新日:2022年3月16日
しまくとぅばは、地域の伝統行事、組踊、琉球舞踊等で使用され、沖縄文化の基層である大切な言葉ですが、明治期の「方言取締令」、昭和期の標準語強制や「方言撲滅運動」、沖縄戦の人的・文化財等の被害による地域の伝統行事等の衰退、さらには戦後の米国統治によるアメリカ文化の広がり等により、しまくとぅばを取り巻く環境は厳しい状況にあります。
沖縄文化の基層であるしまくとぅばが消滅すると、沖縄の組踊や琉球舞踊、島唄等も衰退するとともに、県民の郷土愛等も失われ、結果的に沖縄文化の衰退へと繋がるものと危惧されます。
ユネスコは、平成21 年2 月、八重山、与那国、国頭、沖縄、宮古の方言・言語を消滅の危機にあるものとして認定しています。また、県の令和2年度「しまくとぅば県民意識調査」では、「しまくとぅばを主に使う」人は70 代以上の高齢者層であるなど、しまくとぅばの保存は喫緊の課題です。
そのため、しまくとぅばを主に話す世代がいる間に、しまくとぅばを保存するとともに、次世代へ継承するための取組が必要です。
沖縄県では、しまくとぅばを次世代へ継承するため、しまくとぅばの保存・アーカイブ化について検討を行い、その検討結果を、しまくとぅばのアーカイブ化のために実施すべき取組と目標、その実現までの行程を示す「しまくとぅばアーカイブロードマップ」として取りまとめました。
しまくとぅばアーカイブロードマップの概要(PDF:270KB)
しまくとぅばアーカイブロードマップ(令和4年2月、沖縄県文化観光スポーツ部)(PDF:1,512KB)
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