沖縄県の環境放射能調査結果

ページ番号1004332  更新日 2024年1月11日

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本県における放射能調査結果について

本県では、原子力規制庁の委託を受け、環境放射能水準調査及び原子力艦寄港に伴う放射線量の測定を実施しています。

(1)空間放射線量率(モニタリングポストによる連続測定)

県内各地域における空間放射線量率の測定を強化するため、平成24年3月末から、モニタリングポスト3局を新設し、既設局と合わせて4局体制(地域バランスを考慮し、北部(名護市)・中部(うるま市)・南部(那覇市)・離島(石垣市)に配置)で、常時監視しています。

平成30年2月より、原子力規制庁が与那国町でモニタリングポストの運用を開始しています。

  • ※放射線量率は10分毎に更新されます。過去のデータや全国のデータもご確認いただけます。
  • ※放射線量率は、測定地点周辺の土壌や岩盤等に含まれる天然放射性物質の量によって地域差がみられます。また、天気や気象条件によっても変動します。

(2)環境試料中放射能濃度(降下物、上水、その他)適宜公表

1)降下物(採取地点:うるま市)

2)上水(採取地点:那覇市)

平成23年3月から平成23年12月までは、当時、放射能調査を所管していた文部科学省の指示によりモニタリングが強化され、1)及び2)の調査を毎日実施していましたが、「不検出(定量下限値以下)」が続いたことから、モニタリング計画の見直しが行われました。その結果、測定精度をより高める(検出下限値を十分に低くする)ため、平成24年1月から、1)は1ヶ月間、2)は3ヶ月間の継続採取により、採取試料の量を増やした上、前処理(蒸発・濃縮)し、核種分析をしています。それに伴い、測定頻度が、1)は月に1回、2)は3ヶ月に1回となっています。
なお、2)の上水については、原子力規制委員会のモニタリング計画見直しにより、平成28年4月以降は、年1回の採取、測定の実施に変更されています。(平成28年度以降の調査結果は3)参照)
また、全国の測定結果についても原子力規制委員会HPで確認いただけます。

  • ※「降下物」とは、地上に降下した大気中のチリや雨のことです。
  • ※「上水」とは、飲み水などに使う水のことです。
  • ※調査機関:沖縄県衛生環境研究所

3)その他

(3)原子力艦寄港に伴う放射線量の測定

県では、原子力艦寄港地周辺住民の健康と安全を確保するため、原子力艦寄港地である金武中城湾(ホワイトビーチ)において、原子力規制庁、海上保安庁及び分析専門機関と協力し、空間及び海水中の放射線の測定等を実施しています。

【放射線に関するリンク先】

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 環境部 環境保全課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(北側)
電話:098-866-2236 ファクス:098-866-2240
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