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ホーム > 暮らし・環境 > > 告知・啓発事項 > シガテラについて

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更新日:2016年4月14日

シガテラについて

ciguaterapam

 

 沖縄県では、毎年シガテラが発生しています。

 県民の皆様にシガテラを知っていただくために、シガテラが発生する理由や食中毒事例を紹介するパンフレット(PDF:4,118KB)を作成しました。

 どうぞ、ダウンロードしてご覧ください。

 

シガテラとは

シガテラとは、熱帯・亜熱帯の、主として珊瑚礁の周辺に生息する魚によって起こる食中毒の総称として用いられます。

中毒の要因はシガトキシンなどの天然毒であり、シガトキシンは、海藻に付着する渦鞭毛藻(うずべんもうそう)と呼ばれる微細藻の一種によって生産され、食物連鎖によって魚の毒化が起こります。

 uzusigatx

     海藻表面に付着した渦鞭毛藻                    シガトキシン

 シガテラの症状

シガテラの症状は、手足、口の周りの感覚異常、めまい、運動失調などの神経系障害を主とし、下痢、腹痛、関節痛などが見られます。

ドライアイスセンセーション(冷たいものに触れると、ドライアイスに触った感じや、電気ショックのように感じる)が起こることもあります。

死亡率は低く、日本国内で死亡者はいませんが、回復は一般的に遅く、完全回復まで半年~1年ほどかかることもあります。

現在のところ、シガテラの効果的な治療法は確立されていません。

 

 

 シガテラに関する調査・研究

沖縄近海におけるシガテラ毒魚の毒性調査

調査方法

県内6カ所(伊平屋、知念、糸満、渡嘉敷、平良、八重山)の漁業協同組合を通じ、毒化率の高いといわれているバラフエダイ、イッテンフエダイ、バラハタなどの計164匹を収集し、その筋肉及び肝臓について毒性試験を実施した。

調査結果

1.バラフエダイ(方言名:アカナー)

 調査数117匹

 有毒率:筋肉14.5% 肝臓55.6%

 barahuedaibarahuedaidoku

 

2.イッテンフエダイ(方言名:ヒシヤマトビー)

 調査数33匹

 有毒率:筋肉33.3% 肝臓51.5%

itenhuedaiitenhuedaidoku

3.バラハタ(方言名:ナガジューミーバイ)

 調査数11匹

 有毒率:筋肉27.3% 肝臓72.7%

barahatabarahatadoku

シガテラに関する言い伝えの検証

その1.「冷凍保存すると毒はなくなる」

結論:冷凍保存でシガトキシンは減少しない。 

調査方法:冷凍保存した3検体(アカマダラハタ、イッテンフエダイ、イシガキダイ)について、一定期間後の毒量を比較した。

冷凍保存前と保存後の毒量比較(1MU=20gの雄マウスを24時間で死亡させる毒量)

魚種 冷凍保存期間 保存前と保存後の毒量変化

アカマダラハタ

5ヶ月

13MU/g(保存前)→13MU/g(保存後)

イッテンフエダイ

1年

5MU/g(保存前)→6.7MU/g(保存後)

イシガキダイ

4年5ヶ月

16.5MU/g(保存前)→19MU/g(保存後)

毒量が若干高くなっているのは保存期間中に検体の水分が失われたためだと考えられる。

 

その2.「痩せた魚は有毒である」

結論:太った魚と痩せた魚の間に、差はない。

調査方法:収集したバラフエダイの体長と体重を比較した。

graph01

 

その3.「黒ずんだバラフエダイは有毒である」

結論:色による明確な差は見られない。

調査方法:収集したバラフエダイを予め写真に納め、毒性試験の結果と照らし合わせた。

赤っぽいバラフエダイ

akabarahuedai無毒25匹

有毒30匹

有毒率55%

 

 黒ずんだバラフエダイ

kurobarahuedai無毒33匹

有毒30匹

有毒率48%

 

 

※中間色と見られるものは除いた。

 

 

その4.「胸びれを逆に曲げたとき、それが口の先より飛び出る魚は有毒である」

結論:明確な差は見られない。

調査方法:収集した魚すべてについて胸びれの長さを測り、それを口から胸びれまでの長さで除して有毒魚と無毒魚とを比較した。

 munabire

B/A値の比較

 

バラフエダイ

イッテンフエダイ

バラハタ

有毒魚

0.65~1.05(平均0.84)

0.62~0.96(平均0.74)

0.59~0.64(平均0.62)

無毒魚

0.69~1.00(平均0.83)

0.63~1.00(平均0.62)

0.47~0.75(平均0.64)

 

 

 

シガテラに関する言い伝えの検証では、すべてにおいて否定的な結果が得られた。

 

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お問い合わせ

保健医療部衛生環境研究所衛生化学班

〒904-2241 うるま市字兼箇段17番地1

電話番号:098-945-0329

FAX番号:098-987-8210

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