美ら島沖縄 vol.518

「美ら島沖縄」は、県政についての情報や、県内各地域の情報をわかりやすく県民の皆様に伝えるための雑誌です。


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6美ら島沖縄2018.11心理的虐待72,197件(54%)心理的虐待364件(52.7%)性的虐待7件(1.0%)性的虐待1,540件(1.2%)ネグレクト26,818件(20.0%)ネグレクト146件(21.1%)身体的虐待33,223件(24.8%)身体的虐待174件(25.2%)児童虐待とは?身体的虐待・殴る、蹴る、叩く、激しく揺さぶる・熱湯をかける、おぼれさせる・たばこの火を押しつける・投げ落とす、逆さづりにする・冬に部屋の外に閉め出す・意図的に子どもを病気にさせるなどネグレクト(養育の放棄・怠慢)・児童を家に残したままたびたび外出したり、車などに長時間放置したりする・病気になっているのに病院に受診させない・下着などを替えさせず不潔なままにする・適切な食事を与えない・登校する意志がある児童を登校させないなど※現に虐待が行われ、児童の身体に危害が加えられているなど、緊急の場合は「110番通報」してください。このような児童を見つけたり、疑いがある場合は以下の連絡先へ通告します。心理的虐待・言葉で脅かす・他の兄弟と著しく差別的な扱いをする・児童を無視したり拒否的な態度を示す・児童の心を傷つけるような言動をする・配偶者やその他の家族などに対し暴力を振るうなど性的虐待・児童への性交、性的暴行・性的行為の強要・性器や性交を見せる・児童ポルノの被写体にするなど児童虐待防止法では、保護者がその監督・保護する児童(18歳未満の者)に対して行う次のような行為と定めています。窓口県中央児童相談所(おきなわ子ども虐待ホットライン)県中央児童相談所宮古分室県中央児童相談所八重山分室県コザ児童相談所各市町村の担当窓口098-886-29000980-75-65050980-88-7801098-937-0859※お住まいの地域の児童相談所に繋がります。※一部のIP電話からはつながりませんのでご注意ください。-24時間・365日各市町村によって異なりますまたは、児童相談所全国共通ダイヤル8:30~17:15(祝祭日、年末年始、慰霊の日を除く月~金)電話番号相談時間H220,0001002003004005006007008000040,00060,00080,000100,000120,000140,000160,000H5H10H15H20H25H29全国沖縄691133,778児童虐待防止法施行市町村相談受付窓口となる平成29年度に沖縄県の児童相談所が対応した児童虐待の件数は691件(速報値)で、前年度より22件(△3.1%)の減少となっている。11月は「児童虐待防止推進月間」!未来へと命を繋ぐ189(いちはやく)〜児童虐待は社会全体で解決すべき問題です〜児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加傾向にあり、特に子どもの生命が奪われるなどの重大な事件が後を絶たず、児童虐待は社会全体で解決すべき重要な問題となっています。厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と定めており、沖縄県においても、月間中は児童虐待問題について社会的関心を高めるため、集中的な広報・啓発活動を実施しています。児童虐待の現状平成29年度の県児童相談所における児童虐待処理件数(速報値)は691件となっており、ここ数年高止まりの傾向を示しています。虐待の種類では、心理的虐待が52・7パーセントで最も多く、次に身体的虐待となっています。(注)1,全国の平成22年度は、東日本大震災のため福島県が集計されていない。児童虐待かも?と思ったら「児童虐待の防止等に関する法律」では、「児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、児童相談所等に通告しなければならない」と定めています。現に虐待を受けている子どもを発見したときはもちろんですが、虐待を受けているのではないかと感じたら、迷わず通告してください。通告を受け、市町村、県福祉事務所または児童相談所で虐待があったかどうかの確認を行います。たとえ間違いであっても、通告者が責任を問われることはありません。また、通告を受けた市町村や児童相談所は、通告者を特定する情報を漏らしてはならないと法律で定められていますので、ご安心ください。県民の皆様からの早期の通告が、虐待の未然防止・早期発見につながり、子どもを虐待から守る大きな一歩となりますので、ご協力よろしくお願いします。■虐待種別対応件数の状況■児童虐待相談対応件数の年次推移(全国・沖縄)全国(平成29年度)133,778件沖縄県(平成29年度)691件特集2


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