美ら島沖縄 vol.517

「美ら島沖縄」は、県政についての情報や、県内各地域の情報をわかりやすく県民の皆様に伝えるための雑誌です。


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美ら島沖縄2018.107こころ科病棟ICU(集中治療室)HCU(高度治療室)NICU(新生児集中治療室)GCU(継続保育室)東病棟(産科、婦人科)西病棟(小児科、整形外科)東病棟(外科、眼科、脳外科、皮膚科、耳鼻科)西病棟(内科)(感染症)(結核)東病棟(内科)40床3床6床49床49床49床6床8床3床6床45床38床計302床1階2階3階4階問い合わせ病院事業経営課電話:098-866-2636FAX:098-866-2565②災害拠点病院としての機能を持つ病院⑴台風や地震時だけでなく航空機事故等、八重山圏域で想定される様々な災害に対応できるよう、BCP(事業継続計画)にも配慮した施設となっています。⑵離島の特殊性を踏まえた自家発電機設備、給水設備、食料・薬品の備蓄などに配慮し、災害時にも診療を継続できる機能を有しています。⑶正面ロビー、研修室、リハビリテーション室などに医療ガス配管を設置し、災害時に多数の患者が発症した場合でも対応できるスペースを確保することで、迅速に傷病者のトリアージや診療を行える施設になっています。※トリアージとは、患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行うこと。③将来の変化に対応できる柔軟な計画と維持管理に配慮した施設⑴PCAPC造の採用により、高品質、高精度な構造となっています。また、構造体と内装や配管設備等をできるだけ分離することで、将来的な設備の増設や改修を行いやすくするとともに、適切な維持管理を行うことで建物の長寿命化が図れる施設になっています。※PCAPC造とは、工場で製作されたコンクリート製の部材(柱、梁等)を、建設現場で圧縮力を加えて組立てる構造形式のこと。工場製作のため、天候に左右されず安定した品質、精度が得られます。⑵将来の医療機器の導入や増設に対応するためのスペース及び設備を確保することで、進歩の著しい医療機器の変化に対応できる施設となっています。④患者やスタッフが満足する病院⑴病院を利用する全ての人に分かりやすいユニバーサルデザインを採用し、アプローチ、エントランスホールなど、外来者等を快く迎えられるデザインになっています。⑵患者やその家族、スタッフのために、心の安らぎが得られ、治癒力を引き出せる環境を創造するとともに、教育・研修やコミュニケーションを図れる空間を整備しています。⑤八重山らしさ、沖縄らしさを取り入れ、住民に親しまれるデザイン新石垣空港アクセス道路から見ることができる八重山上布のミンサーの柄や、八重山自生の植物の配置、琉球石灰岩、木材などの八重山の自然建材を使用し、他にはない唯一のデザインとなっています。診療科(24診療科)病床数(302床)施設概要◆内科◆循環器内科◆呼吸器内科◆消化器内科◆神経内科◆腎臓内科◆小児科◆外科◆呼吸器外科◆消化器外科◆こころ科(精神科)◆泌尿器科◆整形外科◆産科◆婦人科◆耳鼻咽喉科◆皮膚科◆眼科◆リハビリテーション科◆脳神経外科◆麻酔科◆放射線科◆救急科◆歯科口腔外科(新設)建設地:沖縄県石垣市真栄里584-1(旧石垣空港跡地)敷地面積:約39,800㎡建築面積:約10,200㎡延床面積:約23,400㎡階数:地上5階構造:鉄筋コンクリート造(PCAPC造)病床数:302床駐車台数:536台※ICUとは、救命・生命維持装置を備え、機器により患者の状態を常時監視できる特別の病室。集中治療室。※HCUとは、高度で緊急を要する医療を行うための病室。ICUよりは軽症な患者を収容する。※NICUとは、早産などによる低体重児や先天性の重い病気を持つ新生児を受け入れ、専門医療を24時間体制で行う病室。※GCUとは、NICU(新生児集中治療室)で治療を受け、低出生体重から脱した赤ちゃん、状態が安定してきた赤ちゃんなどが、引き続きケアを受ける病室。1階エントランスホール1階中央情報ラウンジ


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