>> P.8
1県の動きお問い合わせ県平和援護・男女参画課電話:098-866-2500FAX:098-866-2589一般焼香の様子「平和の詩」を朗読する仲間里咲さん翁長知事による「平和宣言」式典には、来賓の安倍内閣総理大臣、大島衆議院議長、山崎参議院議長及び県内外から遺族関係者など、約4、700人が参列しました。式典では、追悼のことば、平和宣言、「平和の詩」の朗読や来賓あいさつ等がありました。安倍首相は、あいさつの中で、「取り返しのつかない犠牲、そしてその後に沖縄が忍んだ苦難の歴史の上に、今、私たちが享受する平和と繁栄があります。過去と謙虚に向き合い、平和な世界の実現に向けて不断の努力を続けていく、その誓いを新たにする日であります。」と述べられました。大島衆議院議長及び山崎参議院議長も戦没者の追悼と平和に対する思いを述べられました。また、式典終了後は、一般焼香が行われ、参列者の方々は戦没者のみ霊に手を合わせ、戦没者の追悼と恒久平和を祈念されました。翁長知事は、平和宣言において、「慰霊の日に当たり、犠牲になられた全ての方々に心から哀悼の誠を捧げるとともに、平和を希求してやまない沖縄の心を礎として、未来を担う子や孫のために、誇りある豊かさを作り上げ、恒久平和に取り組んでいく決意」を宣言しました。金武町立金武小学校6年生の仲間里咲さんは「平和ぬ世界どぅ大切」と題して、蝉の鳴き声を平和を願う声と捉え、祖父との会話から平和について考えた思いを表現し、「人は空に手をのばし希望を込めて平和の願いを蝉とともに叫ぼう「ミーンミーン」「平和ぬ世界どぅ大切」」と、世界の平和を願う気持ちを詩で朗読しました。追悼式典の当日は、沖縄県遺族連合会の主催により、第55回平和祈願慰霊大行進が行われ、遺族関係者約800名が南部の激戦地を行進することで、戦争の悲惨さを改めて認識し、世界の恒久平和を祈願しました。また、同連合会の宮城篤正会長は、「二度と悲惨な歴史を繰り返さぬよう戦争から学んだ教訓と平和の尊さを次世代に継承し、恒久平和に向けてなお一層精進する」と、追悼のことばを述べられました。平和行進団の皆さん3慰霊の日の関連行事2平和宣言と平和の詩1沖縄全戦没者追悼式沖縄全戦没者追悼式ふぃーわしけーてーしちふぃーわふぃーわしけーてーしち6月23日は「慰霊の日」です。県では、沖縄戦で犠牲となった戦没者のみ霊を慰めるとともに、世界の恒久平和を願う沖縄の心を発信する目的で、糸満市摩文仁の平和祈念公園において「平成28年沖縄全戦没者追悼式」を開催しました。平成28年熱中症からカラダを守ろう!8美ら島沖縄2016.8