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熱中症からカラダを守ろう!県内における自殺者数は281名(平成27年)で、交通事故による死亡者数41名に比べると、約7倍多い状況です。多くのご遺族が、かなしい、さみしい、あのとき気づいていればなどと、様々な気持ちを抱きます。大切な人を自死で亡くした「悲しみ・痛み」と向き合いながら、互いにつながり、支え合って、ともに歩んでいく。当センターでは、そのような「分かち合い」の場を設けています。県立総合精神保健福祉センター電話:098-888-1443FAX:098-888-1710お問い合わせひきこもりとは、さまざまな理由で、家族以外の人間関係を避け、おおむね6ヶ月以上家庭にとどまり続けている状態です。ひきこもっているという状態ですから、悪いことでも病気でもありません。ひきこもることが必要なときもあります。学校や会社などでもストレスを抱えることが多いと思われます。抱え込んだストレスをうまく解消できずにどうしても耐えられないときにはひきこもることもあります。疲れた心と体を休めるために必要な休養です。後ろめたいことではありません。ただ、5〜10年と長期間ひきこもり続けていると、自力での問題解決や社会参加が難しくなります。また、ゆううつだったり、イライラしたり、神経過敏になっていると、その背景に病気がある場合もあります。県では、ひきこもり専門支援センターを当センターに併設し、10月3日(月)から相談開始予定です(平成29年1月号で詳しくお知らせします)。ご家族や本人が相談することで解決の糸口を見つけていくお手伝いをしたいと考えています。ご本人の支援の一つとして、デイケアを11月スタートに向けて現在準備中です。心と体の健康回復・社会参加への第一歩として、作業療法、人付き合いの練習、ストレス対処法などのプログラムを行います。※精神科リハビリテーションが必要な方が対象です(医療保険適用・自立支援医療適用)。●ひきこもり専門支援センター●ひきこもりデイケアひきこもりとは?大切な人を自死(自殺)で亡くされたご遺族の皆様へ日時:平成28年10月2日(日)午後2時から4時まで(受付:午後1時30分~)場所:沖縄県立博物館・美術館講堂講師:岐阜県自死遺族の会「千の風の会」代表木下宏明氏対象:どなたでも参加できます申込:事前申込みは、必要ありません。直接会場へおこし下さい。入場:無料対象者:大切な人(配偶者、親、子ども、兄弟姉妹)を自死によって亡くされた方。原則として20歳以上。日時:毎月第3土曜日午後2時~午後4時(受付:午後1時30分~)場所:沖縄県立総合精神保健福祉センター1Fデイルーム(南風原町字宮平212-3)費用:200円(お茶菓子代)〈自死遺族支援講演会のご案内〉7美ら島沖縄2016.8