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熱中症からカラダを守ろう!す。そして、習慣的な使用により自分自身ではコントロールできない状態になります。その結果、心と体の健康を害し、家族や友人などの大切な人間関係、仕事、そして社会にも悪影響を与えます。薬物やアルコールはタバコと異なり社会問題も大きいのが特徴です。決して、「意志が弱い」「性格に問題がある」から依存症になったわけではありません。飲酒運転や飲酒がらみの犯罪、大麻や覚せい剤、危険ドラッグの使用などは社会のルールに違反しています。罰則が科される一方で、依存症という病気の治療や回復(リハビリ)支援が必要です。依存症は慢性の病気です。一度発症すると一生コントロールが必要な病気として、例えば、糖尿病が挙げられますが、インスリン注射や食事・運動療法などの治療に取り組みながら、社会で活躍している人は大勢います。同じように依存症も適切な治療を続けることで、健康な人と変わらない社会生活が送れます。そこで、当センターでは、薬物・アルコール依存症の方のために、認知行動療法を取り入れた治療回復プログラムを平成28年10月から実施予定です(医療保険適用・自立支援医療適用)。9月から受付開始しますので、主治医とご相談の上、お申込みください。※ニコチン依存症(タバコ)については、身近な医療機関の禁煙外来をご利用ください。アルコールやニコチン、薬物などの「物質」を長年使い続けているうちに、やめたくてもやめられなくなる病気です。基本的にはまじめな性格の人、がんばり屋さんなど、ごく普通の方が多いです。つらさを一人で抱え込み一人で解決しようと、アルコールやタバコ、薬物などの「物質」に頼ってしまいま県立総合精神保健福祉センターの取り組み薬物・アルコール依存症の治療回復プログラムどういう人が依存症になるの?依存症ってどんな病気?刑罰だけではなく治療・回復の機会を新規プログラムの紹介●薬物・アルコール依存症の治療回復プログラム11月スタート●ひきこもりデイケア10月3日開所●ひきこもり専門支援センター10月スタートプログラム参加者による作品特集2SPECIALISSUE6美ら島沖縄2016.8