美ら島沖縄 vol.492

「美ら島沖縄」は、県政についての情報や、県内各地域の情報をわかりやすく県民の皆様に伝えるための雑誌です。


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2県の動きお問い合わせ県健康長寿課電話:098ー866-2209FAX:098ー866-2289不妊治療には「一般不妊治療」と「特定不妊治療」があり、沖縄県では「特定不妊治療」に要した費用の一部を助成しています。「特定不妊治療」とは、顕微授精又は体外受精のことをいいます。医療保険の適用外となっていることから、なかなか治療に踏み切れない方も少なくありません。特定不妊治療とは?①1回の治療に要した経費ついて上限15万円、初めて申請する方については上限30万円(一部治療方法については初回であっても上限7万5千円)まで助成②特定不妊治療のうち男性不妊治療を伴う場合、別途上限15万円まで助成③初めて申請した治療を開始した時の妻の年齢が、40歳未満であれば43歳になるまでに通算6回まで、40歳以上であれば43歳になるまでに通算3回まで申請可能※初めて治療を開始したのが40歳以上で、これまでに3回以上制度を利用したことがある場合、助成を受けることができませんのでご注意ください。※平成28年1月20日より、助成額と助成対象範囲が拡大し、男性不妊治療を伴った場合も助成金の申請をすることができるようになりました。特定不妊治療費助成制度の概要※平成28年度から改正されました法律上の婚姻をしている夫婦で、次のことにあてはまる方1特定不妊治療が必要だと医師に認められ、治療を受けた方2夫婦のどちらかが、沖縄県内に住所を有すること3夫婦の合計所得が730万円未満であること4県(他県含む)が指定した医療機関で治療を終了した方5治療開始時点の妻の年齢が43歳未満である夫婦沖縄県の昨年度の申請実績を年齢別にみると、40歳以上の方が全体の約50%を占めており、制度改正による年齢・回数制限の影響を受ける方が多くいると考えられますので、ご注意ください。また、治療後は速やかに申請を行いましょう。対象者不妊の原因は、女性だけにあると思われがちですが、年齢・ストレス・生活習慣など様々であり、男性に原因がある場合も少なくありません。県では、「沖縄県不妊専門相談センター」を設置し、医師や助産師の専門相談員が不妊治療に関することだけでなく、助成制度など不妊に関するあらゆる悩み・相談に応じています。●相談体制(平成28年度)電話相談(電話相談員:助産師5名)毎週水・木・金午後1:30~4:30(年末年始、祝日休み)面接相談(医師)月1~2回(要電話予約)午後2:00~5:00●相談窓口沖縄県不妊専門相談センター住所:南風原町新川272番地17(沖縄県看護研修センター内)TEL:098-888-1176(電話相談、面接予約共通)メール:WOMAN.H@OKI-KANGO.OR.JP沖縄県不妊専門相談センターについて不妊に関するあらゆる悩みを抱えている方、「沖縄県不妊専門相談センター」に相談してみませんか?沖縄県健康長寿課ホームページ沖縄県特定不妊で検索初めて申請する際の治療開始時の妻の年齢が43歳以上40歳~42歳40歳未満平成28年度以降に受けられる助成回数なし43歳になるまでに通算3回まで43歳になるまでに通算6回まで0102030405060平成27年度の相談内容不妊症、妊娠・出産のしくみ(原因)不妊治療・検査について医療機関の情報治療をめぐる主治医・医療機関への不満世間の偏見や職場等の無理解への怒り家族に関する相談助成金・費用不育症その他9月18日はしまくとぅばの日。広げよう!しまくとぅば県民運動12美ら島沖縄2016.9


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