美ら島沖縄 vol.470

「美ら島沖縄」は、県政についての情報や、県内各地域の情報をわかりやすく県民の皆様に伝えるための雑誌です。


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兵や馬、師など、7種類16個の丸い駒を交互に打ち合い、師を詰んだ方が勝ちというボードゲーム。琉球王朝時代から戦前まで広く県民に親しまれてきたが現在は愛好者が約30人まで減り、その再興に力を注いでいる。象棋(チュンジー)戦後の食べ物のない時代に始まったやまいも栽培がいつしか、一株からとれる重さを競うようになったもの。2013年の「沖縄やまいも勝負(スーブ)大会で優勝したやまいもの重さはなんと289キロ。やまいも勝負(スーブ)走りの美しさや速さ、リズムの正確さを競う「馬ハラセー」。左前足と左後ろ足を同時に前に出す「側対歩」と呼ばれる走りで、2頭がコースを回りながら走りの美しさを披露し、審査員の判定によって競われる。馬ハラセー一見穏やかに見える山羊たちの闘争心に驚かされるヒージャーオーラセー。前足を高々と上げて、立派な角をふり下ろして豪快な技を繰り出す姿に歓声が上がる。最近は祭のイベントとして行っている地域も多い。ヒージャーオーラセー(闘山羊)伝統行事でも勝負!勝負の結果で翌年を占う大綱引き、地元の勝利のためにパワフルな闘いを見せつけるハーリー。伝統行事にも人々を熱くさせる勝負があります。コラム旧暦の6月から8月にかけて、豊作や健康を願い、各地で綱引きが行われる。なかでもギネス認定の世界一の綱を使って行う「那覇大綱挽き」、古式豊かな「糸満の大綱引き」、「与那原大綱曳」は沖縄の三大綱引きと呼ばれ、多くの人が参加し、勝負を盛り上げる。旧暦の5月4日に豊漁や航海の安全を祈願して行われるハーリー。パワフルな櫂さばきに、港では熱烈な応援合戦が繰り広げられる。また、伝統のハーリーに加えて、職域対抗ハーリーや中学生ハーリー、マドンナハーリーなど、地域色豊かに行われる。大綱引きハーリー美ら島沖縄2014.111111月16日は沖縄県知事選挙(県議補選)の投票日です。


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