美ら島沖縄 vol.463

「美ら島沖縄」は、県政についての情報や、県内各地域の情報をわかりやすく県民の皆様に伝えるための雑誌です。


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毎月7日は県民健康の日ですザトウクジラウミガメサンゴと熱帯魚美ら島沖縄2014.49国立公園では、その美しい自然景観を保全することを目的として、一部の地域では土地の形状変更や工作物の設置、木竹の伐採など自然環境を改変する各種行為が制限されます。公園内の自然の特性により地種区分(特別保護地区、第1種特別地域、第2種特別地域、第3種特別地域、海域公園地区、普通地域)を決めて、その地域における規制の基準を定めています。慶良間諸島の美しい海を保全するため、海域公園地区の一部海域においては、捕ってはいけない動植物(サンゴ類、魚類)を指定し、採集を規制しています。慶良間諸島国立公園の自然景観を保全するためには、一部地域では法律に基づき開発行為などに制限が生じることから、県民はもとより観光客の皆さんのご理解とご協力が必要です。特に海においてはサンゴを踏まない、傷つけないなどのご協力をお願いします。慶良間諸島の豊かな自然環境を子や孫の次世代につなげるため、また世界に誇れる財産として持続的に保全していくため、ご理解とご協力をお願いします。慶良間諸島は、多様なサンゴ礁生態系を有し、ザトウクジラの繁殖海域となっています。また、ケラマブルーと表現される透明度の高い海や、白い砂浜、その美しい海に多くの島々があることなど、海から陸までの連続した美しい景観は、日本を代表する素晴らしい自然景観となっています。また、多くの海岸は、ウミガメの産卵地ともなっており、毎年多くのウミガメが産卵のため上陸します。陸では、ケラマジカ、ホントウアカヒゲ、リュウキュウヤマガメ、イボイモリなど希少な動物が生息するなど、亜熱帯の森に覆われた豊かな自然環境を有しています。慶良間諸島の自然国立公園になるとどうなるの?慶良間諸島の美しい自然環境の保全のためにお問い合わせ環境省那覇自然環境事務所県自然保護・緑化推進課電話:098ー858ー5824 電話:098ー866ー2243FAX:098ー858ー5825 FAX:098ー866ー2240


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