平成14年工業統計調査 確報
(従業者4人以上の事業所)
2 事業所数
事業所数は、1375事業所で前年に比べて51事業所減少(△3.6%)している。
(1) 産業別
産業別にみると、食料品423事業所(30.8%)が最も多く、次いで金属製品213事業所(15.5%)、窯業・土石200事業所(14.5%)、印刷121事業所(8.8%)、飲料・たばこ93事業所(6.8%)の順となっており、この5産業で全体の76.4%を占めている。
前年に比べて減少したのは、食料品25事業所減(△5.6%)、金属製品11事業所減(△4.9%)、衣服9事業所減(△17.3%)など10産業である。
一方増加したのは、印刷6事業所増(5.2%)、飲料・たばこ4事業所増(4.5%)など5産業である。(図5、付表2(1))
図5 産業別事業所数の構成比
(2) 従業者規模別
従業者規模別にみると、4〜9人が766事業所(55.7%)で最も多く、次いで10〜19人321事業所(23.3%)、20〜29人138事業所(10.0%)、30〜49人63事業所(4.6%)、50〜99人58事業所(4.2%)、100人以上29事業所(2.1%)の順となっている。
前年と比べると、4〜9人が46事業所減(△5.7%)となっており、一方30〜49人が8事業所増(14.5%)となっている。(図6、付表4(1))
図6 従業者規模別事業所数の構成比
(3) 地区別
地区別にみると、中部が556事業所(40.4%)で最も多く、次いで南部326事業所(23.7%)、那覇199事業所(14.5%)、北部141事業所(10.3%)、八重山78事業所(5.7%)、宮古75事業所(5.5%)の順となっている。(付表5(1))
(4) 経営組織別
経営組織別にみると、法人814事業所(59.2%)、個人561事業所(40.8%)となっている。
前年に比べると、法人7事業所減(△0.9%)、個人44事業所減(△7.3%)となっている。(図7、付表5(1))
図7 経営組織別事業所数の構成比
(5) 市町村別
市町村別にみると、那覇市の199事業所が最も多く、次いで沖縄市127事業所、浦添市90事業所、糸満市87事業所、西原町81事業所の順となっている。
減少数が一番多い市町村は那覇市11事業所で、次いで宜野湾市8事業所、豊見城市と沖縄市5事業所、恩納村4事業所の順となっている。
逆に増加数が多い市町村は読谷村3事業所で、次いで本部町2事業所、石川市他6市町村の1事業所となっている。(表2、表3、付表9)

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