平成13年工業統計調査 確報
(従業者4人以上の事業所)
5 産業3類型からみた事業所数、従業者数、製造品出荷額等及び付加価値額
事業所数については、生活関連型が61.6%で最も多く、次いで基礎素材型35.7%、加工組立型2.7%となっている。
全国と比較してみると、生活関連型が全国の割合に比べ約1.5倍となり、基礎素材型は全国とほぼ同じ割合、加工組立型は全国の割合の約10分の1となっている。
従業者数については、生活関連型が65.3%で最も多く、次いで基礎素材型32.5%、加工組立型2.2%となっている。それぞれが事業所数とほぼ同じ割合となっている。
全国と比較してみると、生活関連型が全国の割合の2倍以上となり、基礎素材型は全国とほぼ同じ割合、加工組立型は全国の割合の約18分の1となっている。
製造品出荷額等については、基礎素材型が51.1%で最も多く、次いで生活関連型45.6%、加工組立型3.3%となっている。基礎素材型が生活関連型を上回って、全体の半分を占めている。
全国と比較すると、生活関連型が全国の割合の約2倍となり、基礎素材型は全国の割合の約1.5倍、加工組立型は全国の割合の約13分の1となっている。
石油を除いた割合をみてみると、生活関連型が66.2%で全国の約3倍、基礎素材型が29.1%で全国とほぼ同じ割合、加工組立型が4.7%で全国の10分の1となっている。
付加価値額ついては、生活関連型が63.9%で最も多く、次いで基礎素材型31.9%、加工組立型4.2%となっている。
全国と比較すると、生活関連型が全国の割合の約2.7倍となり、基礎素材型は全国とほぼ同じ割合、加工組立型は全国の約10分の1となっている。
石油を除いた割合をみてみると、生活関連型が66.2%で全国の約3倍、基礎素材型が29.4%で全国とほぼ同じ割合、加工組立型が4.4%で全国の約10分の1となっている。(図14)
図14 産業3分類型別事業所数・製造品出荷額等及び付加価値額の全国との比較
注1 付加価値額については、4〜29人の事業所は粗付加価値額で集計
注2 全国の数値は、経済産業省平成14年9月公表の平成13年工業統計速報値を利用
生活関連型 ・・・ 飲食料品、衣服、家具等の衣食住に関する製品等を製造する産業
12 食料品 | 13 飲料・たばこ | 14 繊維 | 15 衣服 |
17 家具 | 19 出版・印刷 | 24 なめし革 | 34 その他 |
基礎素材型 ・・・ 鉄、石油、木材、紙などの製品で産業の基礎素材となる製品を製造する産業
16 木材 | 18 パルプ・紙 | 20 化学工業 | 21 石油製品 | 22 プラスチック |
23 ゴム製品 | 25 窯業・土石 | 26 鉄鋼27 非鉄金属 | 28 金属製品 |
加工組立型 ・・・ 自動車、テレビ、時計などの加工製品を製造する産業
29 一般機械 | 30 電気機械 | 31 輸送機械 | 32 精密機械 |
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