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更新日:2019年2月4日
平成30年度の公益財団法人JKAの補助事業を活用して、「精密平面研削盤一式」を導入しました。
精密平面研削盤とは、角物や板材といった工作物の表面を、高速回転する砥石によってミクロン単位で平らに加工する工作機械です。切削加工よりも仕上がり精度に優れ、硬い材料でも加工ができるため、金型やガイドレールの仕上げなどに活用されています。本装置は当センターの従来機よりも大型で、県内では最大級の平面研削が可能です。
メーカー | ㈱岡本工作機械製作所 |
型 式 | PSG-106CA1 |
加工容量 | 1000×600×497 mm※ |
最大積載質量 | 1500 kg |
最小切込量 | 0.0001 mm |
砥石寸法 | φ400×50×φ127 mm |
砥石回転数 | 200 ~ 2500 rpm |
※標準電磁チャック取付時
精密平面研削盤一式外観
(公益財団法人JKAのホームページへ)(外部サイトへリンク)
1.自転車等機械工業振興事業の概要
(1)事業の目的
本県では、県民が望む将来像を「沖縄21世紀ビジョン」とし、実現に向けた基本計画を作成しました。その中で「ものづくり産業の振興と地域ブランドの形成」と「持続可能な循環型社会の構築」を挙げています。その実現を目指し、素形材賃貸工場などを整備し企業誘致に取り組んでいます。また、産学官一体となった人材育成により、県外企業の誘致・技術導入を図り、製造業の活性化を促す活動を続けています。近年その成果が見え始め、金型関連産業を中心に企業が進出してきていますが、県内ではサポーティング産業の集積が少なく、進出企業に対して十分な支援を行えていない現状があります。そこで、機械製造業関連の設備を整備拡充することで、県内企業への技術支援および技術力向上を図り、ものづくり産業のさらなる振興に寄与することを目的としました。
(2)実施内容
1.1 精密平面研削盤一式の導入
今回導入した精密平面研削盤一式により、従来県内で対応ができなかった大型部品の表面仕上げができるようになり、研削時間の短縮や製品の高精度化ができるようになりました。
1.2 予想される事業効果
沖縄県内で最大級の平面研削が可能なため、従来は県内で加工ができなかった大型の金型や部材の表面仕上げができるようになり、製品の高品質化が期待できます。
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