ホーム > 組織で探す > 商工労働部 工業技術センター > 機器・設備 > 平成25年度整備機器
ここから本文です。
更新日:2014年9月19日
平成25年度の公益財団法人JKAの補助事業を活用して、「蛍光X線分析装置」及び「電子顕微鏡」を導入しました。
蛍光X線分析装置は、測定試料中の元素を定量し、主成分や微量成分分析などに使われる装置です。今回導入したエネルギー分散型蛍光X線分析装置は測定が迅速・簡便であり、幅広い試料形態の分析ができる特徴があるため、多様な研究用途や支援業務での活用が見込まれます。
沖縄県工業技術センターでは、金属・廃棄物・無機鉱物の分析を行い、製品開発や技術指導に活用していく予定です。また、製造工程における品質管理等にもご利用頂けます。
●主な仕様
製造元:PANalytical
型式:EPSILON 3 XL
測定元素範囲:F(9)~U(92)
測定雰囲気:大気、ヘリウム
最大測定試料寸法:200×100×h100 (mm)
電子顕微鏡(SEM)は、電子線を試料表面に走査し、電子線の照射点から放出される種々の電子、電磁波を検出して画像化する装置です。光学顕微鏡に比べて焦点深度が深いことから凹凸の激しい試料も拡大して観察することが可能です。
また、今回導入した機器はEDX(エネルギー分散型X線分析装置)も搭載しており、観察と同時に試料表面の分析も行えます
沖縄県工業技術センターでは、金属・廃棄物・無機鉱物の状態観察・分析を行い、製品開発や技術指導に活用していく予定です。また、製造工程における混入異物の確認等、品質管理にもご利用頂けます。
●主な仕様
製造元:日立ハイテクノロジーズ
型式:TM3030
倍率:×15~×30,000
試料稼動範囲:X±17.5mm、Y±17.5mm
最大試料寸法:φ70mm 厚さ50mm
検出可能元素:B(5)~Am(95)
ソフトウェア:定性分析、元素マッピング、ラインスキャン、スポット分析等
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください