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更新日:2013年12月26日
平成21年度の財団法人JKAの補助事業(外部サイトへリンク)として、「NCフライス装置」を導入しました。
NCフライス装置 牧野フライス製 AEV4A-85
NCフライスとは、エンドミルやドリルなどの工具を用いて、金属材料の切削加工を行う工作機械です。従来からあるフライス盤の機能に NC(NumericalControl)と呼ばれる数値制御機能が付加された機械で、プログラミングにより同一の加工手順の繰り返しや、複雑な形状の加工を得意とし、主に以下の用途で利用することができます。
①ボールエンドミル等による曲面加工
②ドリルによる穴あけ、タップによるねじ穴加工
③エンドミル等による面だし加工
④上記の複合による複雑形状加工
設置場所:機械金属実験棟
主な仕様
・移動量(XYZ) 850mm×500mm×400mm
・テーブル寸法(XY) 1350mm×480mm
・許容積載荷重 700kg(等分布荷重)
・主軸回転速度 15~4000min-1
・付属CAD/CAM ゴードーソリューション ナスカプロ
1.自転車等機械工業振興事業の概要
(1)事業の目的
本県は、「第3次沖縄県産業振興計画」の下、機械工業などのものづくり基盤の強化と新製品の開発に取り組んでおり、同時に特別自由貿易地域にて賃貸工場の整備などの助成制度を整備し、機械工業の企業誘致を進めているところである。当センターでは中小企業の製品開発ならびに技術開発の技術的支援を目的に機械工業分野の設備機器を整備する計画である。県外機械企業の誘致に際してネックとなっているのが、金型加工技術の未成熟であり、早急に取り組む必要がある。当該事業にて、NCフライスを当センターに整備し、開放機器として県内機械関連企業に利用を促進することで、金型加工技術と技術者の育成を図り、県内機械工業の振興を図る。
(2)実施内容
当センターに、NCフライス装置一式の導入を行った。
2.予想される事業効果
NCフライス装置一式の導入により、これまで手動で行っていた繰り返し加工や複雑な加工が容易に行えるようになった。今後は、県内では未成熟であるNC装置を利用した金属加工の技術指導、普及へ活用することにより県内企業の技術力向上、生産性向上が期待できる。
3.本事業により導入した設備
NCフライス装置一式
エンドミルやドリルなどの工具を用いて、金属材料の切削加工を行う工作機械である。従来からあるフライス盤の機能にNC(NumericalControl)と呼ばれる数値制御機能が付加された機械で、プログラミングにより同一の加工手順の繰り返しや、複雑な形状の加工に適した装置である。
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